JTA最新レポート

2026.05.25
JTA大会レポート

【高崎国際オープン】単は内藤祐希が、複は清水綾乃/清水映里組が優勝

■ITFワールドツアー女子の高崎国際オープン(W100)最終日は24日、群馬県高崎市の清水善造メモリアルコートでシングルス決勝が行われ、内藤祐希(岩塚製菓)がV.ライザー(スイス)をストレートで下して優勝した。25歳の内藤はITF大会シングルスで5年ぶり7度目の優勝。24年の伊藤あおい(SBCメディカルグループ)、25年の坂詰姫野(橋本総業ホールディングス)に続く日本勢の3連勝。ダブルス決勝は、第1シードの清水綾乃(Team LB)/清水映里(Totsu)が中華台北/香港のペアを破り優勝した。清水綾乃は小堀桃子(橋本総業ホールディングス)と組んで24年、25年と連覇していて、ペアを替えてのダブルス3連覇。

[シングルス決勝]
〇内藤祐希(岩塚製菓) 6-4,6-3 ●V.ライザー(スイス)

■内藤のITF大会優勝は5年ぶり。20歳だった21年3月にアルゼンチンで6度目の優勝を果たして以降、決勝は5連敗だった。「(昨年4月以来の)久しぶりの決勝ですごく緊張していた。コートに入ったら、目の前の1本1本に集中する。特に考え過ぎないようにしていた」と内藤が決勝を振り返った。

■「ライザー選手はすごく攻撃的なテニスで、私の得意なタイプではなかったが、作戦はあったので、それがうまくはまったのかなという感じ」という内藤。第1セットは5-4からの相手サーブをブレークして先取。第2セットも4-3からブレークを果たして、そのまま逃げ切った。試合後のインタビューでは、「決勝戦はどのレベルでも緊張するので、今は緊張とプレッシャーから解放されたという感じで、あまり(優勝の)実感がわいていない」とコメントした。

■この大会に臨んだ時点の内藤の世界ランクは437位で予選からの出場だった。21年4月に世界ランク169位をマークした内藤は、20年から3年間は四大大会の予選に毎回のように挑戦していたが、23年の全豪予選を最後に四大大会予選には届いていない。「これがスタートという気持ちで、ここからグランドスラムの予選、本戦は目指していきたい」と声を弾ませた。

[ダブルス決勝]
〇清水綾乃(Team LB)/清水映里(Totsu)[1] 6-1,6-4 ●リー・ヤーシン(中華台北)/ウォン・ホンイー(香港)

■清水綾乃「スタートから2人でいいプレーができた。序盤にブレークできてリードを取れたので、すごくいいダブルスができたなと思う。リターンゲームでどんどん攻めていけたのが良かった。(清水映とは)何回か組んでいるが、同い年なのでお互いに気をつかいすぎず、楽しめるという部分もある。お互いに守りに入るタイプではないので、緊張した場面とか劣勢の場面でも、攻めの気持ちを忘れずできている」

■清水映里「今日はすごくたくさんの観客の方がいらしてくださったので、それを力に変えて頑張れた。相手はポーチが上手で、ダブルスをしっかりしているペアだったので、私たちも引かないようにやり切れた。同じ清水でよく姉妹と間違えられる。コート外ではすごく楽しい時間を過ごして、コートに入ったらいい集中力でプレーできている。2人がやるべきことを全うして、強気でポイントを取りに行けることが多いので、すごくやりやすい」

(日本テニス協会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
https://www.jta-tennis.or.jp/tennisfan/