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■2023 ビリー・ジーン・キング・カップ by Gainbridgeのアジア／オセアニア１部が11日、ウズベキスタンのタシケントで始まった。日本は韓国を３－０で下して初戦を白星で飾った。本玉真唯（世界ランク１７９位）と内島萌夏（１４４位）でシングルスに連勝、ダブルスでも青山修子／穂積絵莉ペアがストレート勝ちして、３連勝で対戦を締めた。本玉は第１セット、１－１から５ゲームを連取。先行を許した第２セットも、１－２から４ゲームを連取して逆転すると、そのまま逃げ切った。内島は４－４から相手サーブを破って第１セットを先取すると、第２セットは１－４から追いつくと、６－６のタイブレークでは序盤からリードを奪い粘る相手を突き放して、対戦の勝利を決めた。日本は12日にタイと対戦する。

■アジア／オセアニア１部には、日本、中国、インド、韓国、タイ、ウズベキスタンの６チームが出場、シングルス２試合、ダブルス１試合という形式で総当たりリーグ戦を行う。上位２チームが２４年ファイナル予選出場権のかかるプレーオフに進出する。内島萌夏、本玉真唯、坂詰姫野、穂積絵莉、青山修子がエントリーしているこの大会は、杉山愛・新監督の初采配となる。

【第１日の結果】
日本（１勝）　３－０　韓国（１敗）

［第１試合］
○本玉真唯（世界ランク１７９位）　６－１、６－４　●Jeang BoYoung（６７９位）
■本玉真唯「緊張した中でやるべきことを最初から最後までできた。杉山監督の最初の試合で、日本チームに勢いをつけられてうれしかった」

［第２試合］
〇内島萌夏（１４４位）　６－４、７－６（４）　●Ku Yean Woo（４２１位）
■内島萌夏「少し緊張感のある中、自分の今できるベストを最後まで出そうと思っていた。スコアも内容もギリギリだったが、勝ちきることができてよかった」

［第３試合］
〇青山修子／穂積絵莉　７－５、６－２　●Choi Ji Hee／キム・ダビン

■杉山愛監督「本玉選手が良い形で勝利をもぎ取ってくれた。その一勝が大きかった。ナンバー１同士の対決となった内島選手も、ランキング以上の実力のある相手に自分のやるべきことをやりきった。内島選手は久しぶりに自分らしいテニスができたと言っていたが、この試合がきっかけになればいいと思う。ダブルスがすごくいい形で、ストレートセットで勝利できたのも大きな収穫だった」

中国（１勝）　３－０　ウズベキスタン（１敗）
インド（１勝）　２－１　タイ（１敗）

（日本テニス協会広報部）

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