■2022ビリー・ジーン・キング・カップ(BJK杯)のアジア/オセアニア・グループ1部が12日、トルコのアンタルヤで始まった。日本はインドを3―0で破り白星スタートを飾った。昨年に続くBJK杯出場の内藤祐希(世界ランク229位)が快勝、代表戦初出場の本玉真唯(129位)も相手エースのアンキタ・ライナ(319位)をストレートで下して対戦の勝利を決めた。日本は13日にインドネシアと対戦する。
■アジア/オセアニア・グループ1部には、日本と中国、インド、インドネシア、韓国、ニュージーランドの6チームが出場。16日まで5日間で総当たりリーグ戦を行い、上位2チームが今年11月に行われるプレーオフに進出する。プレーオフ勝者が、2023年ファイナル予選の出場権を獲得する。
【第1日の結果】
日本(1勝) 3-0 インド(1敗)
[第1試合]
〇内藤祐希(世界ランク229位) 6-0,6-4 ●ルトゥジャ・ボセイ(477位)
■内藤「日本のオープニングゲームで、試合の入りはすごく緊張した。相手も一緒でお互いに硬い中で、風も強くて難しいコンディションだったが、チームに勝利を届けられてよかった。去年の(プレーオフの)ウクライナ戦では出場した2試合とも勝つことが出来なくて悔しい思いをした。この予選を1位で通過して、上のグループに行けたらと思っている」
[第2試合]
〇本玉真唯(129位) 6-4,6-4 ●アンキタ・ライナ(319位)
■本玉「初めての国別対抗戦でとても緊張していたが、自分のやるべきことをやろうと考えてコートに入った。自分の動きが良くて、相手の嫌がるところも探しだせていたので、劣勢になった時にもそこを突いていけた」
[第3試合]
〇青山修子/柴原瑛菜 6-0,6-4 ●ソウジャンニャ・バビセッティ/リヤ・バティア
■土橋登志久監督「シングルスのナンバー2からのスタートなので、経験のある内藤を起用した。(3連勝のスタートは)非常に良かった。内藤はしっかりプレーしてくれた。本玉も最後まで自分のプレーを貫いてくれた。ダブルスもいい戦いをしてくれた。アジア/オセアニアはタフな戦いになる。中国と韓国は同じレベルにいるが、その中でチーム力を発揮して1位で通過したい」
中国(1勝) 3-0 ニュージーランド(1敗)
韓国(1勝) 3-0 インドネシア(1敗)
(日本テニス協会広報部)
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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