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［シングルス第１試合］
●本玉真唯　4-6,4-6　〇カミラ・オソリオ

■「日本チームの勝ちに繋げなくて申し訳ない気持ちと、自分的には悔しい気持ちがすごい強い」。今季世界ランキングを120位台まで上げてきた本玉が先陣を切り、格上に食らいついたものの、ひっくり返せなかった。

■第１セットはサービスキープがオソリオの１ゲームだけと落ち着かない展開。お互いが、自らを鼓舞する声を出す。第2セットは第5ゲームで本玉が先にブレークし、続くゲームも40-15とリードしながら4連続失点で、つかみかけた流れを手放してしまった。

■本玉はラリーからチャンスと見ると果敢に前に出たが、少しでも甘くなると、ロブやパッシングショットで逆襲を受けた。元世界33位の21歳、オソリオはクレーコートを得意とし、スピン量の多いストロークとコートカバーリングに優れる。リターンゲームについて「引いて待っていることに努めた。アタックするとこちらのミスも増える。彼女にプレーさせるというのが、今日の作戦だった」と言った。日本のナンバー２は、相手のプレーは事前の想定通りだったとは言うものの、「いいところで、自分がミスしてしまっているところに（ボールを）集めてきて、相手がうまかった」と悔やんだ。

■4月のアジア・オセアニアグループ１部の戦いでは主力だった本玉。「できると信じて、自分のプレーをやり切ることしか今は頭にない」と最終日の巻き返しを誓った。

（日本テニス協会広報部）

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから！
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