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【2022/3/4】綿貫陽介は、マダラスをストレートで下す

【2022/3/4】綿貫陽介は、マダラスをストレートで下す

[シングルス第1試合]
○綿貫陽介 6-4,6-4 ●ドラゴス・マダラス

■スウェーデンは試合開始直前にメンバーを変更、世界ランキング85位のマイケル・イマーが手首の故障で出場できず、代わってコートに立ったのは327位のドラゴス・マダラスだった。トップ100プレーヤーの攻略を目論んでいた綿貫には、想定外の事態。相手の情報も少ない。しかし、昨年のデビスカップ・ワールドグループ1部、パキスタン戦でもチームの初戦に勝利した綿貫は落ち着いて試合を進めた。第1セット冒頭のゲームで相手のサービスを破ると、3-1からのゲームで再びブレークに成功、主導権を握った。

■第2セットは終盤まで競り合った。序盤の硬さがとれたマダラスはカウンターショットが入り始めた。一方の綿貫は受け身のプレーが増え、うまく攻めながら最後のショットを決めきれない場面もあった。「少しアグレッシブさが足りない場面があり、ネットプレーに行ったときの少しのミスや相手のパスにつながった」と綿貫。相手チームのエースに「チャレンジしていく」と意気込んで臨んだが、メンバー変更に戸惑い、それがプレーに影響したという。序盤はうまく乗り切ったが、やはり気持ちの作り方は簡単ではなかったのだ。

■それでも、崩れなかった。第2セット5-4からのサービスゲームをラブゲームで制し、ストレート勝ちを決めた。ファーストサーブ時のポイント獲得率81%、8本のエースを決めるなど、競り合いの中で光ったのはサーブ力だった。「(錦織圭、西岡良仁の)トップ二人が不在の中、2番手としてプレーすることになった。デ杯では1試合目に勝つか負けるかでチームの雰囲気が変わる。役目は果たせんじゃないかと思う」。大事な初戦を制した安堵感と、今できることをやりきった達成感が表情から読み取れた。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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