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【2018/9/14】ダニエル太郎がストレートで初戦に勝利

【2018/9/14】ダニエル太郎がストレートで初戦に勝利

[シングルス第1試合]
〇ダニエル太郎 6-4、6-2、7-6(3) ●トミスラフ・ブルキッチ

■どんよりした曇り空の下で始まった第1試合。第3セットのタイブレークでは途中から小雨が降りだした。「第1試合の方が(第2試合より)少し緊張するが、雨が降りそうな時は、緊張して待つよりも、最初に試合をやってしまった方がいい」。錦織圭の欠場で初めて第1シングルスに入ったダニエルが、堂々たるプレーでチームに幸先良い白星をもたらした。

■全米オープンで崩れていたサーブの調子が戻った。「どうしてダメだったか分析して、毎日練習した。デ杯の練習でフィーリングが戻ってほっとしている」。ダニエルのサービスエースは15本。それ以上にラケットには当てられたが返球を許さなかったサーブ、甘いリターンを引き出して3本目で決めたポイントが多かった。「(全米より)コートが遅く、ボールも弾まないので、コントロールがしやすい」。サービスゲームでのポイント獲得率82%という高い数字がサーブの好調ぶりを示している。第3セットは第11ゲームでブレークを果たした直後、この試合で唯一のブレークを許してタイブレークに入ったが、「第3セットを落としても、第4セットでは勝てる自信があった」。ダニエルのプレーは揺るがなかった。

■好調なサーブがリターンゲームでの好プレーにつながった。ラリー戦では安定したショットで主導権を握り、ブルキッチを振り回してミスを誘った。相手の返球が浅くなると、強打してネットに出てボレーを決める攻撃的なプレーも光った。相手のポジションを見て打ったドロップショットもいい場面で決まった。「デ杯というエキストラなプレッシャーに負けないで、練習通りのプレーができてほっとした」。白星という結果だけでない、プレー内容にも納得できる一戦だった。 (谷 祐一)

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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