■来月12日~13日に東京・有明コロシアムで開催される2025デビスカップ・ファイナル予選2回戦、日本対ドイツの日本代表メンバーが13日に発表された。錦織圭(ユニクロ)、望月慎太郎(木下グループ)、西岡良仁(ミキハウス)、綿貫陽介(SBCメディカルグループ)、柚木武(イカイ)の5選手。2月にあった英国戦のメンバーから内山靖崇(積水化学工業)が抜けて望月が加わった。添田豪監督は、「英国戦から1人、望月が入れ替わったが、ほぼ変わらないメンバーで戦いたいと思っていたので5人がそろってくれてうれしい。ドイツに勝つためにこの布陣がベストだと思う」と話した。
■錦織は腰痛で5月にツアーを離脱、今月のシンシナティ・オープン(米国)復帰したばかり。錦織について添田監督は、「まだ状態が万全ではないというのは彼から聞いている。それを承知でメンバー入りをお願いして合意に達した。まだ時間はあるので、心配はしているが不安には思っていない」とした。また相手のドイツについては「一番のキーは(世界ランク3位の)A.ズベレフが出るかどうかだが、ダブルスも強力だと考えている。世界ランクの高い2人(K.クラビーツ=世界ランク8位、T.プッツ=同10位)が出てくると厳しい戦いになるが、十分戦える」と分析した。
■ドイツ戦は9月12日にシングルス2試合、13日にダブルス1試合とシングルス2試合が予定されていて、先に3勝したチームが今年11月にイタリア・ボローニャで開催されるデ杯ファイナルに進出する。日本は1933年の欧州ゾーンに出場してドイツと1度対戦していて、佐藤次郎と布井良助が出場した日本が4-1で勝利している。
(日本テニス協会)
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
http://www.jta-tennis.or.jp/tennisfan/tabid/105/Default.aspx