The 98th All Japan Tennis Championships

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全日本テニス選手権98th

  2023年10月28日(土)~11月5日(日)(予選:10月25日(水)~)

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【2022/10/24】今井慎太郎は17歳の松岡隼に快勝

【2022/10/24】今井慎太郎は17歳の松岡隼に快勝

[男子シングルス2回戦]
○今井慎太郎(イカイ) 6-2,6-2 ●松岡隼(桜田倶楽部)

■今井は、得意のフォアハンドで押し込み、ネットに出るファイトあふれるプレー。要所でミスしないことで、最後まで流れを渡さなかった。第1シードの29歳は、17歳の有望株を退けた初戦に、「相手の勢いを抑えつつ、自分でも感覚を確認しながらやっていた。今後に向けて、いい感覚をつかめた」と納得の表情だった。

■初めての第1シードに「ほんとに、嫌だなと思っていますよ」と本音を口にして、笑いを誘った。今季前半はけがで思うように試合に出られなかったが、6月以降にITFのツアー下部大会で2度優勝するなどランクを上げ、「第1シードになってしまった」。添田豪、伊藤竜馬の名を挙げ、「僕よりもキャリアのある人が下にいるのも変な感じがしますけど、(ランキングの)結果を出して来たからここにいると、胸を張って臨みたい」と話した。

■過去3年は、ベスト8、ベスト4、準優勝と来ており、「もちろん、そこ(優勝)を目標にやっている」。一方で、「全日本は独特の雰囲気。決勝に行くのにも、途中でもつれるところもある。なかなか険しい道だと毎年感じている」と、覚悟している。

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■「プレッシャーをかけられて、押される展開もあった。僕が17歳のとき、あんなプレーはできなかった。引き出しが多い。打つこともできる、粘ることもできる」。ストレート勝ちの今井が、17歳の松岡を褒めた。2セットともスコアは離れたが、ロングラリーから鮮やかなカウンターパンチを決めるなど、松岡が持ち味を出した。「ラリー戦になったら、最初は半分くらい取れていた」と松岡。下部ツアーでシングルス優勝11回の今井に、打ち合いで引けをとらなかった。

■対戦相手に褒められた「引き出し」は、海外転戦で身につけた。「打ってるだけではボールを取られてしまう」と、球種や弾道に変化をつけることを覚えたという。今年はウィンブルドンと全米のジュニア部門で本戦に出場した。05年1月生まれで、もう1年、ジュニア大会に出場することができる。「グランドスラムジュニアでベスト4以上」が目標だが、並行してITFワールドツアーにも挑戦し、時期は未定だがプロ転向を予定している。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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