The 99th All Japan Tennis Championships

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三菱電機ビルソリューションズ
全日本テニス選手権99th

  2024年10月4日(金)~13日(日)(予選:10月2日(水)~)

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【2022/10/21】「大正製薬 リポビタン 全日本テニス選手権」大会の見どころ

【2022/10/21】「大正製薬 リポビタン 全日本テニス選手権」大会の見どころ

■大正製薬リポビタン全日本選手権は22日から本戦がスタートする。第97回大会となる今回は2年ぶりに東京都江東区の有明に戻り、有明コロシアムと有明インドアコートを使用して行われる。20年、21年は無観客での開催だったが、今回は観客を入れての開催となる。昨年に続いて、男女のシングルスとダブルスが実施される。女子シングルス決勝は29日、男子シングルス決勝と男女ダブルス決勝は30日に行われる。

■男子シングルスには、元世界47位の添田豪(GODAI)が出場する。今季での引退を表明、来季からデ杯代表監督となる38歳の添田は、08年、09年と大会を連覇していて、7年ぶりの全日本となる。前回は決勝で敗れているが、今大会でも第2シードに入る実力者。世界ランクではメンバー最上位となり、男子シングルスの最年長優勝記録(34歳9か月)を更新する13年ぶりの大会制覇があるかが見どころの一つ。伊藤竜馬(橋本総業ホールディングス)は、2度目の優勝を果たした18年以来、4年ぶりの出場。14年に優勝している江原弘泰(エキスパートパワーシズオカ)を加えた3選手が優勝経験者となる。

■初優勝を目指す選手たちの中で、最もタイトルを渇望しているのが第1シードの今井慎太郎(イカイ)だろう。29歳の今井は昨年、初めて決勝に進みながらあと一歩のところで優勝を逃している。男子ダブルスでは2度優勝している今井は今季、ITF大会で2勝をあげるなどシングルスでも成績を残してきた。22歳の川上倫平(マイシン)は今月初めのITF2万5000ドル大会、かしわ国際で優勝するなど今季は好調で、世界ランクでは添田、今井に次ぐ3番手につける。ジュニア年代では、2004年生まれの原崎朝陽(ノア・テニスアカデミー神戸垂水)と2005年生まれの松岡隼(桜田?楽部)が本戦から出場する。今月の大阪市長杯世界スーパージュニアでは、ともに準決勝に進んでいる。原崎は2回戦に進んだ昨年に続く2大会連続、松岡は初めての出場。10代で優勝すれば16年の綿貫陽介以来となる。

■女子シングルスには15年優勝の桑田寛子(島津製作所)、16年優勝の大前綾希子(島津製作所)、17年優勝の今西美晴(EMシステムズ)と3人の女王が出場する。優勝争いは、21歳の坂詰姫野(橋本総業ホールディングス)、22歳の細木咲良(原商)に加え、22歳の西郷里奈(TEAM 自由が丘)、21歳の佐藤南帆(慶大)、20歳の今村咲(EMシステムズ)が軸になって、中堅、ベテラン勢に挑むという構図。ジュニア勢では2004年生まれの伊藤あおい(サリュートテニス専門学院)が2年連続で、来月のビリー・ジーン・キング杯で初代表に選出された2005年生まれの石井さやか(HSS)は、主催者推薦で出場する。昨年の決勝は川村茉奈と光崎楓奈の「20歳対決」となったが、今回は中堅、ベテラン勢が奮起して若手の挑戦を退けるかが注目ポイント。引退を表明した元世界70位の尾崎里紗(江崎グリコ)も主催者推薦で出場する。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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