The 98th All Japan Tennis Championships

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全日本テニス選手権98th

  2023年10月28日(土)~11月5日(日)(予選:10月25日(水)~)

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【2019/11/2】野口莉央は快勝で決勝進出を決める

【2019/11/2】野口莉央は快勝で決勝進出を決める

[男子シングルス準決勝]
〇野口莉央(明治安田生命) 6-4、6-3 ●望月優希(中大)

■望月が第1セットに仕掛けていった。立ち上がりは、攻め急がずにバックハンドのスライスを多用して、じっくりラリーを続けた。野口の硬さもあって第2ゲームで早々にブレークしたが、第3ゲームでブレークを返されると、そこからは強打で攻め立てて、積極的にネットを取った。強引な回り込みで得意のフォアの逆クロスも打ち込んだが、野口の守備を崩せなった。

■野口は「相手は変則的な選手なので、いろいろやってくると考えていた。慌てることなく、余裕を持ってできた」と冷静だった。望月の攻撃的なショットにも、深いショットを返してチャンスを与えなかった。長いラリーで主導権を握り、先に展開して望月のミスを誘った。第7ゲームでこのセット2度目のブレークを果たして試合の流れを大きく引き寄せると、第2セットは相手サーブを4度ブレークして1学年上の望月を押し切った。

■「相手に走り負けないようにと考えてプレーした。勇気を持って前にも出ていけた。初めてのコロシアムだったので緊張した部分もあったが、自分のやれることはやり切れたかな」と野口は自分のプレーに合格点をつけた。

■高校3年で初めて出場した全日本は1回戦負けだった。3年ぶりの出場で初勝利を挙げると、一気に決勝まで駆け上がってきた。「足がちゃんと動いている。つまらないミスが少ない」ことが好結果につながっている。対戦相手に動き負けないで、相手を動かして組み立てながら、攻めるべきところで攻める――。準決勝でも自分の持ち味を発揮した狙い通りのプレーができていた。

■全日本の優勝に「あこがれる」と野口は言う。「すごい選手が全日本のタイトルを取っている。自分もその中の一人になれれば名誉なこと」。これまでは、勝利を収めても「一戦一戦頑張るだけ」と慎重だった野口だったが、「(タイトルを)取りたいです」と優勝への強い思いを口にした

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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