[ダブルス]
○綿貫陽介/柚木武 7-6(4),6-7(8),6-4 ●アレクサンダー・エルラー/ルーカス・ミードラー
■綿貫と柚木が僅差の試合をものにした。第1、第2セットは両ペアとも一度もサービスゲームを落とさなかった。一つずつタイブレークをものにして、1セットオール。綿貫/柚木は第2セットにマッチポイントが3度あったが、取りきれなかった。最終セット1-1から日本がこの試合初めてブレークに成功するも、次の柚木のサービスゲームでブレークバックを許す。それでも、3-3から再びブレーク。何度も相手を土俵際に追い詰めながら最後のひと押しができずにいたが、5度目のマッチポイントをものにした。
■綿貫と柚木は、勝利を十分味わおうというように、コートで互いを抱き締めた。晴れ晴れとした笑顔を見せた綿貫だが、充血した目には涙がにじんでいた。二人の勝利への飢餓感は、間違いなく勝因の一つだろう。綿貫は「マッチポイントを何本かセーブされて、苦しい時間帯も長かったが、負けることの悔しさに比べたら苦しい時間じゃないな、と。去年の(デ杯ダブルスでの)2回の敗戦が生きた、本当にいい試合だった」と振り返った。
■柚木は「いいプレーをしたあとに苦しい場面が来た。そこで気持ち的に引っ張ってもらった部分も多かった。でも、こういう舞台でダブルスプレーヤーとしての自分の成長を感じることもできた」と出場3試合目につかんだデ杯初勝利を噛みしめた。
■巧みな技術と気迫で日本ペアを苦しめたミードラーは「最初から最後まで彼らのサーブがよかった。第1、第2セットは何度かデュースに持ち込んだが、彼らがいいプレーをして、チャンスを生かせなかった。結果は残念だが、重要な場面でよりよいプレーをした彼らが勝者に値する」と敗戦を受け入れた。
(日本テニス協会)
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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