■男子国別対抗戦、2026デビスカップ・ファイナル予選1回戦、日本対オーストリア(6日~7日、東京・有明コロシアム)の組み合わせ抽選式が5日、会場の有明コロシアムで行われた。抽選の結果、6日は第1試合(第1シングルス)で綿貫陽介(シングルス世界ランク166位)とセバスティアン・オフナー(S135位)が、第2試合(第2シングルス)では望月慎太郎(S108位)とユリー・ロディオノフ(S170位)が対戦する。日本は西岡良仁(S131位)と錦織圭(S289位)の起用は見送った。
■7日の第1試合となるダブルスは、綿貫(ダブルス世界892位)/柚木武(D95位)とルーカス・ミードラー(D23位)/アレクサンダー・エルラー(D38位)の顔合わせ。続く第2試合(第3シングルス)は望月対オフナー、最終試合となる第3試合(第4シングルス)は綿貫対ロディオノフと、第1日のシングルス2試合の対戦相手を入れ替えて行われる。6日の第1試合は午後2時から開始、7日の第1試合は午後1時から開始予定。先に3勝したチームが9月のファイナル予選2回戦に進出する。
■抽選式後の記者会見で、添田豪監督は「1試合目ではつらつとプレーしてくれると、いいエネルギーをチーム全体に運んでくれる。デ杯では勢いが大事だと思うので、最初の1ポイント目から勢いを出して欲しい」とコメント。シングルスでナンバーワンとなる望月は、今季、全豪などでシングルス5試合を戦ってまだ白星がないが、「テニスとしては決して悪くないので、そこまでネガティブになっていない。いい準備ができているので前向きにやれると思う。まず明日、全力で頑張りたい」と意気込みを語った。また、綿貫も全豪では予選でノルウェーの19歳に逆転負けしているが、「若い新しい選手と試合をして、自分に何が必要で、何がそういう選手たちと渡り合えているのかが自分の中ではっきりした。テニスの状態もいいし、何よりもデ杯なのでプレーできることがすごくうれしい。どんな状態でも最後は勝ちにつなげられるプレーをしていきたい」と話した。
■出場メンバーからはずれた西岡は、全豪予選を途中棄権している。現在の状態について「ケガの状態は思ったほど悪くなかった。ただ、今はそもそも痛かった別のところに痛みがあるが、そこもそこまで大きな問題ではなさそうで、テニスとしては問題なくできるのかなと思う。2日目に関してはもちろん準備はしているし、何かあれば行けると思う」と説明。控えで臨むことにも、「自分なりの経験値も持っているので、コードサイドで何かしら力になれる瞬間はあると思う。今回、錦織選手が入ってくれたのはチームとして本当にうれしい瞬間で、もらえるエネルギーは大きなものがある。自分もそういう風になれたらうれしいと思うので、出場する選手たちをサポートしたい」と話した。
■錦織は今回のメンバー入りについて、「この1年ぐらいはハイレベルなところでプレーできていないので、(デ杯のメンバーいりは)むちゃくちゃ悩むとこではあった。若い選手もいるので、自分がここにいていいのか、これが正解なのか分からない」と明かした。その上で「試合に出ないとしても、自分にできることはあると思う。自分の個人戦に向けても、デ杯で得られることは、試合に出れば2、3倍の経験値が返ってくるが、試合に出なくても選手たちが頑張ってる雰囲気を味わうだけでも意味がある。チームが勝つことが一番なので、みんなで応援して力を合わせていけたらいいなと思う」と語った。
■ダブルスに出場する柚月「個人的には悔しい敗戦が続いているので、まずは自分の役割をしっかり果たせるようにいい準備をしていきたい」
■オーストリアのユルゲン・メルツァー監督「(西岡と錦織を控えに回した日本の選手起用は)練習を見ていて誰がプレーをするかはだいたい分かっていたので、それほど驚きはない。ただ、第2日に関しましてはまだいくらでも変更が利くので、どういう展開になるかは分からない」
(日本テニス協会)
本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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