The 98th All Japan Tennis Championships

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全日本テニス選手権98th

  2023年10月28日(土)~11月5日(日)(予選:10月25日(水)~)

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【2022/10/29】今井慎太郎は片山翔を下して2年連続の決勝進出

【2022/10/29】今井慎太郎は片山翔を下して2年連続の決勝進出

[男子シングルス準決勝]
〇今井慎太郎(イカイ) 6-1、7-5 ●片山翔(伊予銀行)

■今井のサーブで始まった第1セット。第1ゲームは4本連続のサービスエースがさく裂した。片山の粘りに苦しんだ第2セットも、最後はサービスエースで決着をつけた。「この大会は一試合ずつ、反省点を生かしながら(調子を)上げていくことができている。今大会で一番いい状態でできた」と今井が早大の4年先輩を破った一戦を振り返った。

■片山とは昨年も同じ準決勝で対戦した。その時は6-2、6-7(2)、7-5と苦戦した。この日も同じような展開になりかけた。「第2セットは彼がアグレッシブな感じを出してきて、僕が受け身になってしまった」。第2セットは第1ゲームで片山のサーブを破ると、第4ゲームでブレークバックされた。第7ゲームで再び片山のサーブを破りながら、第8ゲームで追いつかれた。「途中で去年の感じがよぎった」という嫌な流れになりかけた。ただ、ここから今井が一段上げた攻撃的なショットで、自分のリズムを取り戻した。第11ゲームでは持ち味のフォアの強打で攻めてこのセット3度目のブレークを果たすと、第12ゲームはサービスエース2本を打ち込んで、片山の反撃を許さなかった。

■2010年に初めて出場して以来、今回が12度目の出場になる。「全日本はずっとチャンスがあると言われながら、勝てずにきている」という思いがある。「何が起こるか分からない大会。全日本を戦い抜くのに、あまり結果を求めるのは良くない。一戦ずつ、ベストに近いプレーをして臨むのが大切だと思う」。毎試合、反省点を見つけ、改善して臨んできた今井。「(準決勝でも)反省点はたくさん見つかった。コーチと話し合って、明日(決勝)はもっといい状態で臨みたい」。19年は準々決勝、20年は準決勝、そして昨年は初めて決勝に進んで準優勝。着実にステップアップしてきた。この順番なら今年は……。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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