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［女子シングルス２回戦］
○石井さやか（ＨＳＳ）　6-3,6-0　●阿部宏美（筑波大）

■主催者推薦で出場の17歳石井が、全日本学生（インカレ）と全日本学生室内の２冠を持つ阿部に快勝、「自分のいいプレーを出して試合ができた。入れにいかないで、ミスを怖がらないで自分から攻めていけた」と胸を張った。一番の武器であるフラットの強打に加え、十分に回転をかけた高い弾道のフォアハンドを深く打ち込み、ストローク戦の主導権を握った。

■初出場の全日本選手権は、何を見ても「勉強になる」という。「ウォーミングアップを選手がすごくやっている。自分の体に気をつかったり、試合前にちゃんと動けるようにとか、当たり前ですけど、普段は見られないので」。言葉は初々しいが、この吸収力、向上心が、国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ日本代表にも抜擢された逸材を支えている。

（日本テニス協会広報部）

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから！
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