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【2025/10/9】第4シードの細木咲良は18歳の小池愛菜を下す

【2025/10/9】第4シードの細木咲良は18歳の小池愛菜を下す

[女子シングルス準々決勝]
○細木咲良(原商)[4] 7-5, 7-6(2) ●小池愛菜(IMG Tokyo)

■第4シードの細木が、主催者推薦で出場して8強入りと勢いに乗る小池の挑戦を受けた。第1セットは5-5までもつれたが、第11ゲームで細木がブレーク。フォアハンドでダウン・ザ・ラインに放った鮮やかなリターンが、セットの行方を決めるショットになった。第2セットも一進一退でタイブレークに入ったが、今大会の2試合で2度あったタイブレークをともに制した細木が、ここでも勝負強さを発揮、ストレート勝ちを収めた。

■強打の小池を、細木が技で翻弄した。早いペースのラリーに持ち込みたい小池に、ペースを様々に操って対抗した。細木が低い弾道のストロークを放つと、小池は強打できず、仕方なくスライスで返す。これでラリーの主導権を握った細木は正確なプレースメントでボールを展開した。「自分の持ち味である低くて伸びるボールを打ち続け、浮いてきたボールを自分で攻めるというのが、うまくいった」と細木がプラン通りにゲームを進めた。

■強打を完璧に読んで切り返す細木のカウンターが、この試合を象徴するショットだ。「相手はすごく攻撃的な選手。私はカウンターが得意なので、その攻撃的なショットを読んでカウンターを入れていこうと、試合前から思っていた」と明かした細木。仕掛けた罠にはまるように、小池の強打は細木が待っている所へ飛んで行った。

■スコア上は接戦だったが、小池はリズムをつかめず、細木がほぼ、ラリーを支配した。22年に8強入りしているが、4強入りは初めて。「優勝は自分の目標の一つだが、優勝したいと思いすぎずに、目の前のことを一球一球、あきらめずにボールを追っていきたいなって思います」と、この準々決勝のように、持ち味を出すことだけ考えている。

(日本テニス協会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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