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【2025/10/8】小池愛菜と木下晴結の18歳対決は小池が制す

【2025/10/8】小池愛菜と木下晴結の18歳対決は小池が制す

[女子シングルス2回戦]
○小池愛菜(IMG Tokyo) 6-4,6-1 ●木下晴結(ミキハウス)

■18歳の小池にとっては、辻岡史帆(Fテニス)との1回戦に続く同年代との対戦になった。木下は5月にITF(W15)の福井大東建託オープンで一般国際大会初優勝を飾り、18歳にしてWTAランキングを446位まで上げた。小池も自己最高528位までランキングを上げている。ライバルであり友人でもある両者の初対戦は、予想通り、立ち上がりから接戦になった。

■サービスゲームのキープが続く展開を変えたのは小池。第1セット4-4からブレークに成功した。5-4で迎えたサービスゲームは「ここで取らないと、と思って力が入った」とブレークポイントを握られるが、かろうじてキープする。第1セットを取った勢いを持続させ、第2セットも序盤でリードを奪ってストレート勝ちを決めた。

■オールラウンドのテニスが持ち味の木下は、先に展開するストロークやアプローチショットからのネットプレー、小池はサーブにフラット系の深いストロークと、両者の持ち味が出た。序盤は木下がネットで得点する場面が目立ったが、次第に小池の対応力が上回った。

■「相手が前に出てきたときに最初はロブばかり上げようとしてしまい、チャンスボールになってポイントを取られることが多かった。打ち始めたら、パスが抜けるようになった。そこからあまり出てこなくなった印象です」と小池。両者が得意のプレーをぶつけ合ったが、小池が切れ味のあるパスで木下のネットプレーを封じたことが、勝負の分かれ目になった。

■小池も木下も、昨年の全日本選手権準優勝の19歳、齋藤咲良(富士薬品)や、今年の全豪オープン・ジュニアで優勝した17歳の園部八奏(IMG)らと切磋琢磨して強くなった。「同世代で頑張って、コートの外では本当に仲がいいので、(だれかが)頑張ってると自分も頑張ろうっていう励ましになります」と小池。木下らと今後も刺激し合って世界に挑む。

(日本テニス協会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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