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【2025/10/8】岡村恭香が苦しみながらも準々決勝に進出

【2025/10/8】岡村恭香が苦しみながらも準々決勝に進出

[女子シングルス2回戦]
○岡村恭香(橋本総業ホールディングス)[2] 6-3,1-6,6-4 ●輿石亜佑美(フリー)

■岡村が体調不良を乗り越えて8強入りを決めた。第2セットに入って数ゲームしたところで疲労を感じ、「足が痙攣しそうな感じがあった」という。体への負担を減らすために、プレーのペースを落とした。たとえこのセットは落としても「ファイナルセットの勝負ができる」と回復を優先させた。この「賭け」が実を結ぶ。

■最終セットも終盤までもつれたが、「相手より自分がまさってるところは何か、と整理をつけ、得意な攻撃の展開で真っ向勝負していけた」と6-4で決着をつけた。セットの開始時点でも体調は十分に戻っていなかったが、気持ちで押し切った。相手の「決死の覚悟」を感じ取り、「自分も中途半端な覚悟では勝たせてもらえない、勝ちたくて緊張していても勝たせてももらえないと思った」と岡村。終盤の大事な場面で「ベストショットを全球、出していく。それで上回られたらしょうがない」と開き直り、積極的な攻めを貫いた。

■1回戦に続いて「本当に厳しい戦い」を乗り切った。岡村には、こういう試合をものにしていくのが自分の強さ、という自負もある。「これまでの日本のトップ選手は、しっかりと淡々と勝ち上がって優勝したが、いつも苦しんでいるのも、ある意味、自分らしいかなと思う。フルセットになって苦しんでも2試合勝てたのは、確実に自分に力がついているという自信にはなっている。これから先どういう試合ができるのかわからないが、最後までベスト尽くしたい」と力強い言葉が聞かれた。

(日本テニス協会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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