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【2025/10/7】吉本菜月が第1シードの齋藤咲良に勝利

【2025/10/7】吉本菜月が第1シードの齋藤咲良に勝利

【女子シングルス2回戦】
〇吉本菜月(橋本総業) 6-4、1-6、6-3 ●齋藤咲良(富士薬品)[1]

■「今日の試合が楽しみだった。去年負けていたので、どうやって勝とうか、どんなプレーをしようか考えて試合に入った。終始引かずに攻めのテニスで、最後は勝利を勝ち取れた」。昨年は3回戦で4-6、2-6と一蹴された相手から白星を奪っただけに、記者会見に臨んで吉本の言葉が弾んだ。

■第1シードを相手にフォアの強打を武器に互角のラリーを展開、第1セットは5-4から齋藤のサーブをブレークした。第2セットは1-6とスコアの上では一方的だったが、「自分のテニスが悪すぎた感じではない。最後のところでミスが相手より早かっただけ」と吉本の気持ちは前向きだった。最終セットは先にブレークされて1-3と追い込まれたが、そこから5ゲームを連取した。「返すだけだと絶対に打たれるので、引かずに積極的に前に入ってたたいてオープンコートに決めていく、というイメージでやったら勝てました」。吉本が試合を振り返った。

■去年の対戦では実力差を痛感したという。「去年は相手のサーブが速すぎてリターンが返せなかった。本当に反応できなかったが、今回は体が反応して、しっかり前でサーブをとらえられた。ミスもあったけど去年と比べたら思ったところに返ることが多かった」。吉本にとってこの1年の成長を感じ取った一戦でもあった。

■2年前の全日本学生を制した筑波大4年生。すでに部活は「引退」して、今月から橋本総業所属でプレーする。今夏はITF大会にも積極的に出場していて、国内のITF大会で2週連続優勝も果たしている。「今回の全日本は優勝するつもりで入った。思ったより早く齋藤さんと当たることになったが、去年のリベンジができて本当にうれしい」。吉本が100回記念大会の優勝争いで、有力候補の一人に名乗りを上げた。

(日本テニス協会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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