The 100th All Japan Tennis Championships

  • 標準
  • 特大
サイト内検索 検索

 Official X Account   Official Facebook Page   Official Instagram Account

最新レポート

【2025/10/7】19歳の本田尚也が第6シードの菊地裕太に競り勝つ

【2025/10/7】19歳の本田尚也が第6シードの菊地裕太に競り勝つ

[男子シングルス1回戦]
○本田尚也(サトウGTC) 6-2,3-6,6-4 ●菊地裕太(みちのくコカコーラ)[6]

■19歳の本田が第6シードの菊地に挑む構図だが、世界ランキングでは本田が794位で、600位の菊地と大きな差があるわけではない。3セットにわたり、互角のラリーが続いた。序盤は厳しいコースをついた本田のショットがウィナーになる場面が目立った。しかし、第2セットは菊地にポイントで先行されるゲームが増え、しのぎきれずにセットを落とした。

■それでも、最終セットの勝負どころで本田が真価を見せた。3-4で迎えた菊地のサービスゲームをブレーク。ベースラインへの深いリターンで相手を追い込み、ミスを誘った。「1球でも多く返ってくるとプレッシャーはある」と相手の心理を読み、強打で決めるのではなく「相手にプレーさせる」ことを優先した。作戦は功を奏した。土壇場のブレークバックで踏みとどまると、そのまま6-4まで走った。

■ジュニア期にスペインのラファエル・ナダルアカデミーで腕を磨いた本田。現在のベースは日本だが、欧州遠征では同アカデミーが拠点になる。1月には当地で開催されたITFワールドツアー大会(M15)で優勝した。ただ、「あの週はすべてが噛み合って優勝に結びついた。自信として持っていていいとは思うけれど、もっと基礎を固めていかないと」と、年齢制限のない大会での初優勝を冷静に受け止めている。

■今大会は「取りにいきたい気持ちももちろんあるが、今まで練習してきたものをどれだけ発揮できるかっていうところも同じように大事。一つ一つ頑張っていきたい」と、ここでも謙虚に話した。

(日本テニス協会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
http://www.jta-tennis.or.jp/tennisfan/tabid/105/Default.aspx

関連リンク

ライブスコア

ライブ配信

ページトップへ

本サイトで使用している画像・テキスト・データ等すべてにおいて無断転載、使用を禁じます。

公益財団法人日本テニス協会
〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町4-2
Japan Sport Olympic Square 7階