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【2025/10/7】山崎郁美が佐藤南帆に競り勝って準々決勝進出

【2025/10/7】山崎郁美が佐藤南帆に競り勝って準々決勝進出

[女子シングルス2回戦]
○山崎郁美(島津製作所)[8] 6-2,4-6,6-2 ●佐藤南帆(三田興産)

■精度の高いストロークとキレのある動きで、山崎がポイントを重ねていく。佐藤も早めに展開して対抗したが、第1セットは山崎がリズムをつかんだ。しかし、第2セットに入るとそのリズムが乱れ始める。「自分に厳しくなりすぎた」と、ミスを気にして、みずから歯車を狂わせた。

■山崎は「自分のプレーはさほど悪くはなかったが、相手の選手も負けたくないっていう意地からいいプレーも増えてきた。それに対して、相手がいいことを認めきれずに、自分を追い込んでしまっていた」と分析。試合途中、そこに気づいたことが第一の勝因だろう。「ファイナルセットは相手のいいところを認めながら、自分の悪いところも認め、余裕を持ってプレーができた」と山崎は振り返った。

■22年に全日本学生優勝、23年にはWTAランキングで自己最高の421位をマークするなど実績を重ねたが、今は、1年半ほど前から師事する原田夏希コーチに「もう1回、テニスを習っている感覚」だという。フットワークが一例だ。「足の速さや身体能力には自信があったが、ボールの入り方をほんとにイチから教わった」。引退した奈良くるみさんを指導した原田コーチと目指すのは、世界の「トップ100、トップ50」。そこで求められる「技術や体の使い方」を学んでいるという。

■今季はITFのW50カテゴリーで初めて優勝した。「夏希さんと取り組んできた新しい技術だったり、戦術面、フィジカル面でも色々トライしていることが、ようやくつながってきた」という。攻撃的なショットと体の動きは、トップ100を目指すと口にするだけのことはあると思わせた。「グランドスラムでも勝ちたい場面で勝てる選手になるには、ここで日本一になるのが大事かなと思うので、取りたいです」と初の栄冠を目指す。

(日本テニス協会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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