最新レポート

［シングルス第４試合］ ○奈良くるみ　7-6(7),6-4　●ヘザー・ワトソン

■第１セットは３－５から挽回、タイブレークでも３－６と相手のセットポイントから逆転した。第２セットは３－０から３－３に追いつかれる嫌な展開だったが、６－４で締めた。「緊張したが、その中でも気持ちを強く持てた。１勝することが今回の目標、自分の最低限の仕事だと思っていたので、それができてよかった」と奈良。タイブレークのピンチは「３－３からのポイントの落とし方は多少、消極的だったが、３－６からのプレーはよかった。(セットを）取られても次があると意識してやっていたことが、いいプレーにつながった」と振り返った。

■１－２であとがない状況での登場だった。硬くなって当然だが、「なおみちゃんが勝っても自分に勝敗がかかるのは同じ。負けてしまって残念だったが、彼女のおかげでチームが勢いづいているので、とにかく自分が１勝したいという思いがより強くなった」とモチベーションに変えた。フェド杯のシングルスでこれまでに９勝を上げているチーム最年長だけあって、気迫と落ち着きのバランスが素晴らしかった。 

（広報委員会）

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから！
https://www.jta-tennis.or.jp/tennisfan/tabid/105/Default.aspx
「日本テニス協会公式ブログ」はこちらから！
http://jta.blog.so-net.ne.jp/