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【2020/3/4】両チーム監督がデ杯ファイナル進出に向け意気込みを語る

【2020/3/4】両チーム監督がデ杯ファイナル進出に向け意気込みを語る

■6日から兵庫県三木市のブルボンビーンズドームで開催されるデビスカップ by Rakuten ファイナル予選のプレドロー会見が試合会場で行われた。コロナウイルスの影響で観客を入れずに試合を行うことが決まっているが、日本の岩渕聡監督は「この状況で、スケジュール通り開催されるだけでもありがたい」と話した。エクアドルのラウル・ビベル監督は「(日本に滞在することで)対戦後、選手たちが他の国に入国できるかが一番の不安要素だった。しかし、国のためにプレーすること、決勝ラウンドに進むことが大事なので、出場を決めた」と来日が難しい決断であったことを明かした。

■観客の後押しは期待できなくなったが、岩渕監督は「テレビ放映もあり、大きな応援が後ろにあるという気持ちは持てる。現地で応援したかったという声も多くいただいたので、そうした皆さんのためにも全力で戦う」と意気込みを示した。今回は錦織圭が2016年ワールドグループ・プレーオフ以来、4年ぶりに代表入りした。右ひじのけがで昨年の全米以降試合に出ていない錦織の回復ぶりについて、岩渕監督は「少し時間がかかっているが、間違いなく回復の方向には来ている。会場で選手たちと練習しており、順調だと思う」と話した。

■また、岩渕監督はエントリーしていた西岡良仁がメンバーを外れたことを明かした。今月中旬以降、米国のマスターズ1000シリーズ出場を予定している西岡から、個人戦のスケジュールを優先したいと申し出があったという。コロナウイルス感染のリスクに加え、今後、日本人の米国入国が制限される可能性を考え、早めに米国に移動する選択になったとのこと。「ランキングで2番目の西岡がいないのは痛いが、今の日本は選手層が厚いので十分戦える」と岩渕監督。交代選手は5日の組み合わせ抽選会までに決めるとしている。

■選手個々のシングルスランキングでは、31位の錦織、90位の内山靖崇と二人のトップ100プレーヤーを擁し、117位の添田豪があとを追う日本が優勢だ。エクアドルの最上位は151位のエミリオ・ゴメス、2番手のディエゴ・イダルゴが276位だ。しかし、ビベル監督は「楽観的に見ている。日本はタフな相手でランキングも上だが、我々の選手たちもデ杯の経験が豊富で、結果も残している。勝てるチャンスはあると思っている」と強気に語った。

(広報委員会)

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