【ダンロップ・スリクソンワールドチャレンジ】
(13日~19日・愛知県豊田市スカイホール豊田)
■2008年に始まった大会は今回が最終開催。日本勢15人が出場した男子シングルスでは、伊藤竜馬(北日本物産)がただ一人ベスト8に進んだ。第3シードの伊藤は、1回戦で前週の兵庫ノアチャレンジャーで優勝したステファン・ロベール(フランス)を6-3、5-7、6-2で破ると、2回戦は江原弘泰(日清紡ホールディングス)に快勝した。しかし、準々決勝では故障のために、0-6、0-4で途中棄権した。第1シードのダニエル太郎(エイブル)を破った今井慎太郎(東通産業)、第4シードの添田豪(GODAI)、綿貫陽介(グローバルプロテニスアカデミー)との日本勢対決を制した内山靖崇(北日本物産)、山崎純平(日清紡ホールディングス)を破った18歳の清水悠太(イカイ)が江原とともに初戦を突破したが、2回戦で敗れた。
■日本勢16人が出場した女子シングルスでは、全日本選手権優勝の第6シードの今西美晴(島津製作所)、第8シードの波形純理(伊予銀行)と加治遥(島津製作所)の3人がベスト8に進出した。準々決勝では、波形は第2シードのダルマ・ガルフィ(ハンガリー)に4-6、7-6(1)、6-3と逆転勝ちしたが、今西は第3シードのタマラ・ジダンセク(スロベニア)に3-6、2-6、加治は第1シードのミハエラ・ブザルネスク(ルーマニア)に3-6、3-6で敗れた。波形も準決勝でジダンセクに1-6、1-6で敗れて決勝進出を逃した。
■男子シングルス決勝は、第2シードのマシュー・エブデン(豪州)が第7シードのカルバン・エメリー(フランス)を7-6(3)、6-3で破って優勝。女子シングルス決勝では、ブザルネスクがジダンセクを6-0、6-1と圧倒して優勝した。
■男子ダブルス決勝では、マックス・パーセル(豪州)/アンドリュー・ウィッティントン(豪州)組がルーベン・ゴンザレス(フィリピン)/クリストファー・ルンカット(インドネシア)組を6-3、2-6、[10-8]で破り優勝。女子ダブルス決勝では、第1シードのクセーニャ・リキナ(ロシア)/波形純理(伊予銀行)組が第4シードのNicha LERTPITAKSINCHAI(タイ)/Peangtarn PLIPUECH(タイ)組を3-6、6-3、[10-4]で下した。
(広報委員会)