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【全米オープン】錦織圭ははジョコビッチに敗れ、4年ぶりの決勝進出ならず

【全米オープン】錦織圭ははジョコビッチに敗れ、4年ぶりの決勝進出ならず

【全米オープン】
(8月27日~9月9日・ニューヨーク、米国)

[男子シングルス準決勝]
○ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 6-3,6-4,6-2 ●錦織圭

■錦織が鋭いクロスやダウン・ザ・ラインを放っても、ジョコビッチはなにごともなかったように返してくる。ボールはサイドラインやベースライン近くにぴたりと収まり、攻めた錦織が逆にバランスを崩す。錦織のショットが甘くなれば、ここぞとばかりに攻めてくる。1本で決めようとせず、真綿で首を絞めるように、じわじわと嫌らしいボールを送る。そうして、錦織のアンフォーストエラーは51本まで増えた。錦織は「自分とやるときは(テレビ)画面で見るより強いと感じる。1段階か2段階、レベルを上げてくる」とジョコビッチのプレーに舌を巻いた。

■錦織自身、万全ではなかった。連戦の疲労があったという。2日前の準々決勝では第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と4時間8分の熱戦を演じた。フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)との4回戦は灼熱地獄のような環境での3セット。さらに3回戦、第13シード、ディエゴ・シュウォーツマン(アルゼンチン)とのラリー戦も激しかった。ジョコビッチに深いストロークで揺さぶられると、こらえきれずにミスが出た。バックハンドのラリーからフォアハンドに振られると、疲れが残るフットワークでは対応できなかった。

■「自分のテニスがよみがえってくる気配がなかった。彼のショットの精度の良さに足がついていかなかった」と錦織は力なく話した。ジョコビッチには4年前、全米の準決勝で勝ったのを最後に14連敗となった。それでも錦織は「今日はついていけなかったので、次回。彼との戦いは楽しみにしている。自分が強くなれる戦いでもあるし、今日の敗戦も教訓として持ち帰る」と下を向かなかった。

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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