The 98th All Japan Tennis Championships

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全日本テニス選手権98th

  2023年10月28日(土)~11月5日(日)(予選:10月25日(水)~)

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【2017/10/28】江原弘泰は関口周一を破り、3年ぶり2回目の決勝進出

【2017/10/28】江原弘泰は関口周一を破り、3年ぶり2回目の決勝進出

[男子シングルス準決勝]
○江原弘泰(日清紡ホールディングス)[5] 7-6(4),6-2 ●関口周一(Team REC)[3]

■両者は当日朝の練習を、コロシアムコートを半面ずつシェアして行った。試合後、江原が苦笑まじりに明かした。「やってることが同じだった」。関口は前日の記者会見で「フォアハンドで主導権を握り、ネットをとりたい」と作戦を明かしていた。江原陣営の作戦も「しっかり叩いて前に行く」。両陣営は、ほぼ同じ作戦で準決勝に備えていた。

■ジュニア時代を含めて15回も対戦(関口の10勝5敗)、しかもジュニア時代には何度も一緒に海外遠征し、相手のプレーは知り尽くしている。今さら隠すことは何もない。コートに立てば、探り合い、だまし合いになったとしても、まずは真っ向勝負。そんな両者の心意気がぶつかりあった。

■序盤にペースを握ったのは関口だった。前日、第1シードの伊藤竜馬(北日本物産)に挑んだ江原は、スタイルが大きく異なる関口に対して「修正しきれず」、やりたいプレーを遂行できない。たちまち2-5と離された。しかし、ここから江原がうまく立て直した。「イージーミスが多くて自分のやりたいことができていなかった。スライスを多めに使ってラリーを多くしたことで自分のリズムを取り戻せた」。

■どちらか先に仕掛けるか、相手の仕掛けをどう切り返すか。駆け引きと走り比べのロングラリーが増え、江原がペースを握る。このセットをタイブレークで制し、第2セットも6-2で圧倒した。「中盤からよくなって、ネットを絡めて良いプレーができたので、勝利につながった。(第1セットの)ビハインドから(作戦が)冷静にできるようになった」。ともに91年生まれ、誕生日も3日違いの同期対決を制し、3年ぶりの決勝進出を決めた江原が満足そうに振り返った。

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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