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【JTA/TENNIS FAN 全豪特集 VOL.10】

━━━━ 財団法人 日本テニス協会発行・オフィシャルメールマガジン ━━━

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■■■■ 全豪オープン特別編集・メルボルン便り VOL.10 2005.01.24 ■■■■
           http://www.australianopen.com/
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★真夏のオーストラリア・メルボルンでは【全豪オープンの本戦第7日目】
メールマガジン【TENNIS FAN】では特別編集号として、日本人選手の活躍を中心
に、現地の様子や試合結果をお知らせ致します。
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◇杉山組がまさかのストレート負け。鈴木組、浅越組も敗退で8強入りならず◇

                   広報委員・フリーライター 秋山 英宏

[男子ダブルス3回戦]
○ユルゲン・メルツァー(オーストリア)/アレクサンダー・ワスケ(ドイツ)
 7-5,7-6(3) ●盧彦勲(台湾)/鈴木貴男

■今日の相手は、第1シードを破って勝ち上がってきたメルツァー、ワスケ組。
疲労のとれた鈴木と盧のダブルスも試合ごとに安定してきており、引き締まった
試合になった。第1、第2セットとも互角の展開。しかし、さすがにベスト16
ともなると相手のレベルが高くなる。2回戦までは鈴木のテクニックと盧のパワ
ーがうまく噛み合ったが、この日は調子の波が一致せず、接戦をものにできなか
った。

■第1セットは鈴木のリターンのタイミングが合わず、ブレークのチャンスが訪
れなかった。5-5から鈴木がサービスを落とし、5-7。第2セットは盧のリ
ターンが返らなくなった。タイブレークにもつれ込み、最後は相手ペアに力で押
し切られた。シングルスではグランドスラムに定着してきた盧だが、ダブルスで
はやや経験不足が目立った。ネットでのジャッジミスが多かったのも、ダブルス
での自信のなさの現れだろう。

■2週目まで勝ち残ることはできなかったが、単複で力を出し尽くした鈴木は満
足そうな表情を見せた。「予選から戦って2回戦、ダブルスも2回勝った。今ま
で成し遂げたことのない成績に満足している。体力的、戦術的な部分に関しては、
これからきちんと整理して今後につなげたい」と鈴木。フェデラーとのナイトセ
ッションについては「これまでの人生の中でも一番というくらい、価値のあるも
のだった」と振り返った。大きな収穫のあった今回の全豪オープン。
今シーズンの鈴木には、大いに期待できそうだ。

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[女子ダブルス3回戦]
○ジェニファー・ラッセル(米国)/マラ・サンタンジェロ(イタリア)
 6-4,6-4 ●エレーナ・デメンチェワ(ロシア)/杉山愛

■壊れたリズムは最後まで戻らなかった。デメンチェワ/杉山のペアは、第1、
第2セットとも、先にリードを許す苦しい展開。必死で追いすがったが、積極的
にネットを取ってプレッシャーをかける相手に、逃げ切りを許す結果になった。

■デメンチェワは弱点であるサービスの調子が落ちていた。トップ10選手のもの
とは思えぬ弱々しいサービスでは、ボレーヤーの杉山も自由に動けない。逆に、
決めなければという焦りなのか、杉山のボレーには力が入り、いつもの切れ味が
なかった。

■「“向こうのダブルス”をさせてしまった。(相手ペアは)ダブルスらしいプ
レーが出ていたし、積極性もあった。私たちは、もっと前でポイントを取ってい
かなくてはいけないのに、後ろでプレーすることが多すぎた」と杉山。「私自身、
納得するパフォーマンスが出せなかった」と反省の言葉が続いた。パートナーの
サービスに関しては「イップス(ゴルフで、手が縮んで思うように打てない状態)
になっているみたい。本人もいろいろ練習しているのですが」と同情する。

■上位シードが崩れ、全豪初優勝の好機かとも思われたが、3回戦で思わぬ敗退。
しかし杉山はこの結果を冷静に受け止めていた。「私たちのダブルスの完成度も
まだ低い。勢いに乗ったチームが強いのがグランドスラムだが、私たちは流れを
つかめなかった。そこがグランドスラムを取る難しさだと思う」

■これで単複とも敗退。1週間後には東レPPOの開幕だが、しばらくメルボル
ンに滞在して調整するという。「足をケアしながら、いい練習をして、もう1回
出直さないといけないですね」と杉山は巻き返しを誓った。

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[女子ダブルス3回戦]
○ダニエラ・ハンチュコバ(スロバキア)/マルチナ・ナブラチロワ(米国) 
 6-4,6-4 ●浅越しのぶ/カタリナ・スレボトニク(スロベニア)

■相手はハンチュコバ/ナブラチロワの強豪ペア。「向かっていける相手」と、
浅越は試合前から気合い十分だった。スタートダッシュが功を奏して、4-1と
上々の立ち上がり。ところが、ここから浅越組に急ブレーキがかかる。4-2か
らの浅越のサービスと、4-4からのスレボトニクのサーブを続けて落とし、
4-6と逆転で第1セットを落とす。

■「私のサービスゲームをキープできず、もったいないことをしてしまった」と
浅越は悔やむ。去年のアテネ五輪では、杉山とのペアでナブラチロワ組を破って
いる浅越。「負けてくるとショボンとしてしまう」と、元女王の弱点も知ってい
た。序盤で勢いに乗ればチャンスはあった。しかし、そこがダブルスの奥深いと
ころ。センスのあるハンチュコバをナブラチロワが盛り上げ、ペースを握られた。
ナブラチロワのプレーに関して浅越は「タッチがいいのはもちろん、私たちがポ
ーチに出ようとするとストレート、動かないと普通にクロスに打ってくる。懐が
深いというか、動きをよく見ているなと思いました」と脱帽した。

■これで残る日本勢は藤原里華のダブルスのみとなった。なお、月曜からジュニ
アが開幕。日本勢は男子で藤井貴信、女子は森田あゆみ、瀬間詠里花がシングル
スに出場する。

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◇ 国内では「テニス日本リーグ・セカンドステージ」が閉幕 --------------◇

●「第19回 テニス日本リーグ」セカンドステージ終了しました。

日本リーグは昨年12月に第1ステージを行い、昨日で第2ステージが終了しまし
た。予選リーグを終え男女各ブロックの上位2チームが決定し、2月19日(土)
に準決勝。20日(日)に決勝と3位決定戦が東京都体育館において開催されます。

★男子の結果
【レッド・ブロック】      【ブルー・ブロック】
順位 チーム名  勝 敗    順位 チーム名     勝 敗  勝利試合数
1 ミキプルーン 7 - 0    1 リコー      6 - 1   16
2 荏原     6 - 1    2 北日本物産    6 - 1   16
3 ワールド   5 - 2    3 ソニー      6 - 1   14
4 協和発酵   4 - 3    4 伊予銀行     3 - 4   11
5 三井住友海上 2 - 5    5 三菱電機     3 - 4   12
6 伊勢久    2 - 5    6 川口市役所    2 - 5   6
7 九州電力   1 - 6    7 NTT東日本東京 2 - 5   7
8 東京電力   1 - 6    8 NTTドコモ中国 0 - 7   2

※ブルー・ブロック1~3位は勝利試合数差及び直接対戦の結果。

★女子の結果
【レッド・ブロック】       【ブルー・ブロック】
順位 チーム名  勝 敗    順位 チーム名  勝 敗
1 島津製作所  4 - 0    1 荏原     4 - 0
2 リコー    3 - 1    2 九州電力   2 - 2
3 中国電力   2 - 2    3 明治安田生命 2 - 2
4 東京海上日動 1 - 3    4 ソニー    1 - 3
5 日本IBM    0 - 4    5 キヤノン   1 - 3

※ブルー・ブロック2・3位、4・5位は直接対戦の結果による。

●試合結果の詳細、対戦表などは下記、日本リーグのサイトからご覧下さい。
http://www.tennis.or.jp/jta/tonament/jitugyou/JapanLeague/19jl/index.htm

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◆発行  財団法人 日本テニス協会 発行部数 8.364部
〒150-8050 東京都渋谷区神南1-1-1 岸記念体育会館4F
TEL.03-3481-2321 FAX.03-3467-5192
      http://www.jta-tennis.or.jp/

◆現地取材:広報委員会 / 秋山 英宏
◆編集:  広報委員会 / 八田 修孝

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