最新レポート

【フェドカップ by BNPパリバ 2016 アジア／オセアニアゾーン・グループ１部】

■女子国別対抗戦のフェドカップ by BNPパリバ 2016 アジア／オセアニアゾーン・グループ１部第３日が５日、タイのホアヒンで行われた。予選（ラウンドロビン）Ａ組の日本は、前日まで２連勝で首位に立っていたタイを２－１で破り、２勝１敗でタイに並んだ。２チームが並んだ場合は直接対決の勝者が上位となるため、日本がタイを逆転してＡ組１位となり、６日の優勝決定戦に進んだ。優勝決定戦では、Ｂ組１位の中華台北とワールドグループ２部プレーオフ（入れ替え戦＝４月）出場権をかけて対戦する。

■日本は第１試合（シングルス２）の穂積絵莉が、17歳のB・THAMCHAIWATを相手に第１セットを先取しながら逆転負けする嫌な展開。しかし、第２試合（シングルス１）では、調子の上がらなかった日比野菜緒が第２セット、３－５から４ゲームを連取するなど、逆転でフェドカップの初勝利を挙げて、１勝１敗に追いついた。さらに、第３試合のダブルスでは、青山修子／穂積組がタイのペアをストレートで下して、昨年に続く優勝決定試合進出を決めた。Ｂ組では、中華台北が韓国を下し３連勝で予選１位通過を果たした。

【第３日　○日本（２勝１敗）　２－１　●タイ（２勝１敗）】

[シングルス２]
●穂積絵莉（世界ランク206位）　６－４、５－７、４－６　○B・THAMCHAIWAT（629位）

[シングルス１]
○日比野菜緒（56位）　０－６、７－５、６－１　●L・クムクム（149位）

[ダブルス]
○青山修子／穂積絵莉　７－５、６－０　●K・BUAYAM／P・PLIPUECH

＊世界ランクは２月１日のシングルスランキング

■予選Ａ組
○インド（１勝２敗）　３－０　●ウズベキスタン（１勝２敗）　
[Ａ組の成績]　１位：日本（２勝１敗）、２位：タイ（２勝１敗）、３位：インド（１勝２敗）、４位：ウズベキスタン（１勝２敗）　
　　　
■予選Ｂ組
１位：中華台北（３勝）、２位：中国（２勝１敗）、３位カザフスタン（１勝２敗）、 ４位：韓国（３敗）　

（広報委員会）