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International JTA Report 海外レポート
2009.06.22 ウィンブルドン 2009 レポート

井上雅


関口周一


内山靖崇


江原弘泰


江原弘泰


石津幸恵


牟田口恵美


 


 


杉山愛


杉山愛


杉山愛


杉山愛


杉山愛


杉山愛


森田あゆみ

イギリス、ロンドンのオールイングランド・クラブで【ウィンブルドン 2009】が開幕しました。

ローハンプトンで行われた予選に出場した日本勢は、添田豪、米村知子、中村藍子、藤原里華の4選手で、シングルスでは中村が、ダブルスでは中村/藤原組が本戦へ駒を進めました。

本戦に出場した森田あゆみ、クルム伊達公子、森上亜希子、中村は惜しくも初戦突破ならず。杉山愛が4年連続で3回戦に進出しました。

ジュニアの部では、関口周一、江原弘泰、内山靖崇、井上雅、石津幸恵、牟田口恵美、大前綾希子の7選手がエントリーし、女子シングルスで井上雅が、97年の森上亜希子以来12年ぶりのベスト4入りを果たしました。

また、ダブルスのみ開催されている車いすテニスの部では、国枝慎吾/ロビン・アマラーン(オランダ)組が決勝に進出し、準優勝を手にしました。

※ウィンブルドンの模様は、JTA公式メールマガジン「Tennis Fan(テニスファン)」のバックナンバーでご覧になれます。また、「JTA公式ブログ」でも記事がご覧になれます。


◇ ジュニア女子シングルスの井上は決勝進出を逃す

[ジュニア女子シングルス準決勝]
○クリスティナ・ラダノビッチ(フランス) 6-1,6-2 ●井上雅

全仏ジュニア優勝、ウィンブルドン前哨戦のローハンプトン大会優勝のラダノビッチはやはり強かった。大前綾希子と戦った3回戦では、大前の反撃にあわてる場面も見られたが、どっしり構えてプレーされると、さすがに手がつけられない。「サーブ力など、今までやった中で、一番強い相手かもしれない」と井上。そのショットの強さ、ボールの深さに、井上は反撃の糸口を見つけられなかった。

 「終わってみて『いけたかな』とか『チャンスあったな』というのが全然なかった」と井上。「ベスト4までは調子も上がっていって、いい形で勝てたが、第1シードと当たり、壁を感じた」という完敗だった。それでも井上は「目標のベスト8よりいい結果を残すことができたが、やっぱり優勝しないと意味がないと思う。USオープンでは、もっと上を目指していきたい」と勝ち気なところを見せた。(秋山 英宏)


◇ JTA海外派遣ジュニアの戦いを振り返って

※日本テニス協会は今回、江原弘泰、関口周一、大前綾希子の3名をウィンブルドンとその前哨戦に派遣した。ウィンブルドンでは、江原と大前が3回戦進出、関口は1回戦敗退の成績だった。選手を引率した駒田政史コーチ(日本テニス協会ナショナルチーム)に大会を振り返ってもらった。

「江原弘泰選手は、持っている力の100%あるいはそれ以上を出し切って、2試合勝つことができました。今後に向けて重要な経験になったと思います。自信にもなったでしょうし、サーブ力、展開のスピード、パワーの違いなど、課題とそれをどうやって解決していくかというところも見えてきたと思います。これまでの大会ではメンタル面で崩れることがありましたが、今回はそれを乗り越えることができて、だからこそ、技術面、フィジカル面での新たな課題を見つけることができたのだと思います。

関口周一選手は、もともと芝コート自体が得意でないこともあって、苦しい戦いが続いてしまいました。うまくいかない中で、どうするか。今の攻撃力で通用しないなら、早く展開して攻撃を仕掛けたり、ダウンザラインに持っていくなど、腹をくくってそういうプレーをやらなくてはいけないことを痛感したと思います。また、もっとサーブ力を上げ、サーブから攻撃につなげるパターンを作るべきだと感じます。

大前綾希子選手は非常によく頑張りました。彼女の持ち味はガッツで、僕の目から見て『相手がまさっているかな?』という試合を、気合いで乗り切ってしまうことがよくあります。今回もその持ち味を発揮していました。試合で100%の力を出し切ることができる選手だと思います。また、小柄なわりにエネルギーを秘めていて、打ち負けるとかパワーで押されるシーンが少なく、第1シードのラダノビッチ(フランス)に打ち勝つ場面もありました。

トータルでは、皆、いい試合を見せてくれて、僕自身、何度も感動する場面がありました。ぎりぎりのところで、まさに“気持ち”で、これ以上ないというプレーをしてくれると、見ている人にも感動を与えるのですが、そういうプレーをいつでもできるようになってほしいと思います」(取材:秋山 英宏)

「Tennis Fan」バックナンバー記事

#251 クルム伊達公子がワイルドカードでウィンブルドンに出場

#252 中村藍子がウィンブルドン予選3回戦へ

ウィンブルドン特集 VOL.1 ウィンブルドンが開幕! クルム伊達公子、杉山愛らが本戦に出場

ウィンブルドン特集 VOL.2 杉山がシュナイダーを破り2回戦進出。森田は四大大会初勝利ならず

ウィンブルドン特集 VOL.3 クルム伊達はウォズニアッキに逆転負け。日本勢3選手とも善戦及ばず

ウィンブルドン特集 VOL.4 杉山愛が4年連続の3回戦進出。藤原/中村の複は逆転負け

ウィンブルドン特集 VOL.5 森上亜希子/森田あゆみのダブルスは中国ペアに完敗

ウィンブルドン特集 VOL.6 杉山は4回戦進出を逃す。親友ハンチュコバにストレート負

ウィンブルドン特集 VOL.7 杉山のダブルスはまさかの2回戦敗退。ジュニアの江原、石津が2回戦へ

ウィンブルドン特集 VOL.8 ジュニアの井上雅、大前綾希子が1回戦突破!

ウィンブルドン特集 VOL.9 ジュニアの江原、井上、大前がシングルスでベスト16進出

ウィンブルドン特集 VOL.10 ジュニア女子シングルスで井上雅がベスト8に!

ウィンブルドン特集 VOL.11 ジュニアの井上雅が準決勝へ。混合ダブルスの杉山組は4強入りならず

ウィンブルドン特集 VOL.12 ジュニア女子シングルスの井上は決勝進出を逃す

ウィンブルドン特集 VOL.13 車いすテニス男子ダブルスで国枝慎吾が決勝進出

ウィンブルドン特集 VOL.14 車いすテニス男子ダブルス、国枝ペアは準優勝

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