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アウェーフランス(リモージュ)にて行われた、フェドカップ・ワールドグループ 1回戦、アウェーフランス(リモージュ)にて行われた、フェドカップ・ワールドグループ 1回戦、
日本チームはシングルスに杉山愛、森上亜希子を起用。ベストメンバーでのぞんだが、ストレートでフランスに完敗。世界8強のワールドグループ 残留をかけて、スカイホール豊田にて開催される入替戦「日本対ドイツ」戦にのぞむ。
7月14日(土)~15日(日)に開催される「フェドカップ2007 ワールドグループ プレーオフ」(入替戦)における日本の対戦国は、4月25日に国際テニス連盟(ITF)にて行われた組合せにて、ドイツに決定。過去の開催地(ホームアンドアウエー/1999年にドイツで対戦)の順で、開催地は日本となりました。
会場は豊田市総合体育館 〒471-0861 豊田市八幡町2-20 TEL:0565-31-0451愛称:スカイホール豊田で行われます。
「フェドカップ2007 ワールドグループ プレーオフ 日本対ドイツ」の情報は、フェドカップJTA公式サイトをご覧ください。「フランス対日本」はこちら。
※リモージュで開催された「フランス対日本」戦の「JTA公式メールマガジン Tennis Fan」からの抜粋を掲載いたします。
フェド杯フランス戦の組み合わせが決まる。初戦は杉山 VSドシー
日本テニス協会広報委員会委員・フリーライター 秋山英宏
【今シーズン、世界8強で争うワールドグループ1に昇格した日本チームは、21日から1回戦のフランス戦に臨む。対戦は磁器の産地として有名なフランスの地方都市リモージュで開催される。】
開幕に先立ち、20日にリモージュ市庁舎で組み合わせ抽選会が行われた。日本の植田実監督はシングルスに杉山愛(世界ランク27位)と森上亜希子(55位)を起用。ダブルスは、杉山とフェド杯初出場の森田あゆみのペアで臨む。初日は第1試合で杉山がナタリー・ドシー(48位)と、第2試合では森上がタチアナ・ゴロビン(18位)と対戦する。第2日は杉山-ゴロビン、森上-ドシーのシングルス2試合に引き続き、最終試合のダブルスが行われる。フランスのダブルスはセベリーヌ・ブレモンとゴロビンがペアを組む。
相手チームの選手起用について「(シングルスは)出てくるであろうと予想された二人」と植田監督。両チームともシングルスは順当な選手起用と言える。キーポイントは杉山-ドシーの初戦か。28歳のドシーは膝の故障と病気の影響でランキングを落としたが、去年1月には自己最高の11位をマークしている。対戦成績は杉山が5勝2敗とリードしているが、04年のアディダス国際以来、対戦していない。
杉山は会見で「久々の対戦だが、クレーコートで自分のテニスに徹するだけだと思っている。みんなの応援やエネルギーを自分の力に変えたい」と語った。
森上はフェド杯で10勝1敗(シングルス)という好成績を誇る。フランスのエース、ゴロビンとの対戦成績は0勝1敗だが「自分のプレーがしっかり出来れば、チャンスは出てくると思う」と自信を見せた。
※フェドカップ・ワールドグループの対戦は、初日にシングルス2試合、第2日に対戦相手を入れ替えてシングルス2試合、引き続きダブルス1試合が行われ、先に3勝を挙げたチームの勝利となる。この対戦の勝者はワールドグループ準決勝に進出し、中国-イタリア戦の勝者と対戦する。なお、出場選手はフェド杯の規定に基づき、今後変更される可能性がある。
杉山、森上が連敗。第2日の巻き返しに期待!
日本テニス協会広報委員会委員・フリーライター 秋山英宏
【フェドカップ・ワールドグループ1・1回戦フランス戦/第1日】5000人収容の体育館を、地元応援団の声援が埋め尽くす。アウエーで迎えたフランス戦。日本チームは初日のシングルスにエース杉山愛と、フェド杯に強い森上亜希子を立てて臨んだが、2戦ともストレート負けという厳しい結果に終わった。
[シングルス第1試合]
勝敗のカギは第1セットにあった。立ち上がり、先にペースをつかんだのは杉山だった。0-2から、ブレークバックで2-2。ラケットの振り抜きがよくなり、ラリーで主導権を握る場面が増えた。好調のサーブを生かして順調にサービスキープを続け、杉山がリズムに乗る。ドシーのサービスゲームでも積極的に攻めた。第5ゲームでは2本、第7ゲームでは3本、さらに5-5からの第11ゲームでも2本のブレークポイントがあった。しかし、あと1ポイントが取れない。
このセット、杉山はブレークポイントを8本握ったが、ブレークに結びついたのは最初の1本だけ。あと少しのところで波に乗れないままセットは終盤まで進み、杉山にはプレッシャーがかかった。5-6からの第12ゲームでは、2本のダブルフォールトが響き、サービスダウン。ドシーにセットを奪われた。第2セットはより積極的に攻めた杉山だが、かえってこれが空転し、杉山は大事な初戦を落とした。
「押していたのに、攻めきれなかった」と唇を噛む杉山。ブレークポイントを逃したことに関しては「なぜか相手にポイントを取られてしまった」と振り返る。自分の試合を客観的に分析できる杉山が使った「なぜか」という表現は、彼女の本音だろう。ブレークポイントを握ったことで消極的になったわけではない。このセットの杉山は終始、テンポのいい攻撃を繰り出していた。しかし、大事なところで「なぜか」それが実を結ばなかった。
植田実監督は「いつもの杉山より少しポジションが後ろだったために、攻めきれず、逆に相手の攻撃を許した」と見る。杉山にも、わずかな躊躇があったのかもしれない。だとしても、コンマ何秒、ボール数個分のためらい、ポジションのずれだったのだろう。しかし、それが、この試合の勝敗を分ける結果になった。
[シングルス第2試合]
第1セットのゴロビンは絶好調。“何を打っても入る”状態だった。森上は2-6でセットを失う。第2セットに入っても流れは変わらず、森上のサービスダウンで1-3となった。しかし、ここから森上の見せ場、そして、この試合で唯一のチャンスがやってくる。
第5ゲーム、森上は積極的なリターンを連発し、ブレークバックに成功する。続く第6ゲームをキープして、3-3のタイ。ゴロビンのわずかな隙をついた、見事な挽回だった。森上は両サイド両手打ちのグラウンドストロークで積極的にゴロビンを振り回した。第7ゲーム、森上は再び2本のブレークポイントを握る。しかし、ここではゴロビンが粘った。単調に打つだけだったゴロビンは、慎重なつなぎと破壊力のある攻撃で森上を再び押し返す。森上はチャンスを逃し、3-4。最後は4-5からのサービスゲームでブレークを許し、ストレート負けを喫した。
「第2セットでは、彼女のボールが短くなったら積極的に攻めていくようにして、それがうまくいっていた。でも、このゲームでは、足が思うところに行っていなくて、アタックするボールが甘くなった」と森上。積極的に前に詰め、早いタイミングで繰り出す攻撃は日本選手に共通の武器。しかし、パワーのあるゴロビンに対し、そのショットを打ち続けるのは容易ではなかったのだろう。よく食い下がった森上だが、試合をひっくり返すところまではいかなかった。
初日のシングルスに連敗という結果に植田監督は「選手たちのランキングと、アウエーであるということから、タフな試合になることは分かっていた。その中で選手はベストを尽くしたと思う。5試合が終わらなければフェドカップは終わらないので、この(0-2の)状況でも、明日、選手たちはきちんとファイトしてくれると思う」と前を向いて話した。
日本は0-5の完敗。ワールドグループ残留をかけて入れ替え戦へ
日本テニス協会広報委員会委員・フリーライター
秋山英宏
【フェドカップ・ワールドグループ1・1回戦フランス戦/第2日】初日で0-2と、あとがなくなった日本は、エース杉山にすべてを託した。ゴロビンとの今日の第1試合は、第1セットだけで1時間を超える大接戦となった。タイブレークを落とした杉山は、第2セットに入っても嫌な流れを断ち切ることが出来ず、ストレート負け。この時点で日本の敗退が決まった。日本は7月14、15日に行われるワールドグループ・プレーオフにグループ1残留をかける。なお、最終試合のダブルスで17歳の森田あゆみが杉山とペアを組み、フェド杯デビューを果たした。
シングルス第3試合
フランスの応援団がぎっしりと詰めかけたリモージュのボーブラン競技場。特設室内コートのレッドクレーの上で、杉山とゴロビンは激しい戦いを演じていた。第1セットは冒頭のサービスブレークで、杉山が先行する。杉山は得意のバックハンドだけでなく、フォアハンドでも鮮やかなカウンターショットを何本も決めた。
しかし、徐々に威力を増してきたゴロビンの強打が、真綿のように杉山の首を締め付ける。4-3からのサービスゲームで、杉山はブレークポイントを6本しのいだ。5-4からのサービスゲームはデュースを7度繰り返す、もつれた展開。ブレークポイントを4本しのいだ杉山だが、5本目にとうとうつかまった。3本あったセットポイントをものにできず、サービスダウン。5-5となり、試合は振り出しに戻った。
追いかけるものの強みで、タイブレークでも勢いはゴロビンの側にあった。杉山が3-5と追い上げたところで、ゴロビンはサービスエースとリターンエースを連続で決め、一気にタイブレークを制した。
第1セット終了まで、1時間14分かかった。このセット、両選手が奪い合ったポイントの総数は112にのぼった。あと一歩のところでセットを落とした杉山は、にわかにトーンダウンする。「第1セットを落としたことで少しがっかりしてしまい、切り替えがうまくいかなかった」と杉山。極限まで集中力を高めた反動なのか、張りつめていた糸が一気に緩んだ。悔しいストレート負けだった。
「第1セットはセットポイントを持っていながら、ダブルフォールトもあって落としてしまった。タイトな状況になると力みすぎてしまったり、そこからエラーが増えてしまったので、すごく残念な結果」と杉山。肝心のところで攻めきれずに第1セットを落とし、簡単に第2セットを失う展開は昨日と同じだった。「高いレベルの集中と自分のパフォーマンスを最後まで持続させないと勝ちきれないというのを、この2試合を通じて強く感じた。クレーコートで、いつもなら決まっているボールが1球、2球多く返ってくる。その中でポイントを取りきる力が自分には少し足りないと感じた」と反省の言葉を続けた。
植田実監督は、2戦続けて接戦をものにできなかった杉山について「昨日の試合、今日の試合とアグレッシブにやろうという気持ち、自分で乗り越えようとしている気持ちはよく分かった」とかばった。そのうえで「(森上の試合も含め)いずれの試合も似た展開で、カギとなるゲームを取ることが出来なかった。そこには何らかの工夫が、クレーコート(でのプレー)にかける時間が欠けていたことは否めない」と指摘した。
シングルス第4試合
ダブルス
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セベリーヌ・ブレモン
ナタリー・ドシー |
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● |
森田あゆみ
杉山愛 |
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