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16歳以下の国別対抗戦ジュニア・デビスカップ(男子)世界大会が9月26日から10月2日までスペイン・バルセロナで行われ、日本チームは全体で5位の成績を収めた。
日本チーム
錦織圭
喜多文明
三橋淳
監督:村上武資
予選・グループD
(日本はグループ2位となり、5~8位決定戦へ)
5~8位決定戦
【1回戦】
【2回戦】
(最終成績5位)
16歳以下の国別対抗戦ジュニア・デビスカップ(男子)とジュニア・フェドカップ(女子)世界大会が、9月26日から10月2日までスペイン・バルセロナで行われ、日本からはアジア/オセアニアの地域予選を勝ち抜いた男子チームが出場。予選リーグ2勝1敗でグループ2位となった日本チームは、5~8位決定戦に進み、オーストラリア、アメリカの強豪を下し、全体で5位の成績を収めた。
大会開幕前にシード順を決める会議が行われた。シードは、選手個々のランキングに、地域予選の順位、さらに国別対抗戦での過去の実績を加味して決定される。2年前のワールドジュニア(14歳以下)準優勝メンバーの錦織圭と喜多文明を擁する日本チームには、第2シードがついた。実際、優勝を狙える戦力だっただけに、5位は残念な結果だが、選手たちには大きな収穫のあった1週間だったと思う。
誤算は、2勝0敗で迎えた予選リーグ3戦目、第8シードのイタリアとの対戦だった。この対戦、日本はシングルスに三橋淳を起用。しかし、国別対抗戦は初出場で、シングルスには初めて起用された三橋が、緊張のために力を出し切れない。錦織の完勝でシングルスは1-1となり、勝負はダブルスにかかった。村上監督は登録していた三橋に替えて喜多を起用。予選からの主力メンバー、さらに言えば去年からこのチームの中心選手だった喜多/錦織のペアで勝負に出た。しかし、このダブルスが、まさかのストレート負け。各国チームも驚く番狂わせで、予選リーグは2位に終わった。
「本当に残念。僕の油断がこの結果を招いた」と村上監督。選手起用に関しては「僕が選手を信じてあげられれば、彼らももっと力を出せたと思う」と責任を背負い込んだ。
しかし、日本チームはここから見事な巻き返しを見せた。5~8位の順位決定戦には、日本のほかに大会第3シードのオーストラリア、第4シードのアメリカと、強豪が顔を揃えた。オーストラリアもアメリカも、強豪国の意地にかけて日本には負けられないと目の色を変えていた。日本チームはミーティングで「これからの自分のためにもベストを尽くそう」と誓い合った。2対戦とも、最後のダブルスに勝負がかかる厳しい試合となった。それを日本チームは勝ち抜いた。エースの錦織は単復に全勝だった。
「アメリカ、オーストラリアとの最後の2試合は、決して消化試合ではなかった。5位は悔しいが、この成績を悲観する必要はない」と村上監督。確かに、価値ある5位、誇れる5位だと思う。この経験を次に生かしてもらいたい。
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