【橋本総業東京有明国際オープン】
(6月5日~11日・東京有明テニスの森公園)
■男子シングルスは、昨年の全日本選手権を制した19歳の綿貫陽介(グローバルプロテニスアカデミー)がシード勢を連破して優勝した。ノーシードの綿貫陽は1回戦で予選勝者の古田伊蕗(早稲田大)に快勝すると、2回戦で第6シードの今井慎太郎(東通産業)に6-7(5)、6-3、6-1と逆転勝ち、準々決勝でも第2シードの関口周一(Team REC)に6-4、5-7、6-0と競り勝った。綿貫陽は準決勝では今季好調な高橋悠介(三菱電機)を6-2、6-3で破ると、決勝でも第5シードの竹内研人(北日本物産)を4-6、6-1、6-4と粘り勝ってITF大会で今季初、通算3度目の優勝を飾った。
■女子シングルスでは、二宮真琴と瀬間詠里花というノーシードの橋本総業ホールディング勢がベスト4に進出した。二宮は2回戦で第1シードの大前綾希子(島津製作所)を、準々決勝では第6シードの清水綾乃(Club MASA)を破り、瀬間は2回戦で第3シードの波形純理(伊予銀行)、準々決勝で第5シードの青山修子(近藤乳業)に勝っての準決勝進出。しかし準決勝では、二宮はタミ・パターソン(オーストラリア)に6-4、5-7、2-6で、瀬間はPeangtarn PLIPUECH(タイ)に6-1、2-6、1-6でともに逆転負けした。決勝は27歳のパターソンが6-3、6-2と快勝してITF大会シングルス初優勝を果たした。
■男子ダブルス決勝は、福田創楽(フリー)/笹井正樹(フリー)組が綿貫陽/綿貫裕介(橋本総業ホールディングス)の兄弟ペアを6-2、1-6、[11-9]で破って優勝。女子ダブルス決勝は、藤原里華(北日本物産)/岡村恭香(ストライプインターナショナル)組が小堀桃子/高畑寿弥の橋本総業ホールディング・ペアを6-2、6-0で下して優勝した。
※写真提供:橋本総業東京有明国際オープン
(広報委員会)