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【三菱全日本選手権】前年覇者の内山、桑田がそろって出場  > 続きを読む

【三菱全日本選手権】前年覇者の内山、桑田がそろって出場  > 続きを読む

■日本テニス協会は12日、今月22日から30日に東京・有明コロシアムと有明テニスの森公園コートを会場に開催される第91回三菱全日本選手権の概要を発表した。男子シングルスの内山靖崇、女子シングルスの桑田寛子という前年王者がそろって出場、大会連覇を目指す。

■男子シングルス(48ドロー)には、内山とともに守屋宏紀、関口周一、仁木拓人、竹内研人、片山翔、今井慎太郎、志賀正人らがエントリー。18歳の綿貫陽介も国内ランキングで本戦出場権をつかんだ。女子シングルス(48ドロー)は桑田、加藤未唯、大前綾希子、岡村恭香、波形純理、秋田史帆、奥野彩加、瀬間詠里花らが出場を予定する。

■男子では、11年大会優勝の守屋が3年ぶりの出場となる。1990年生まれの守屋は先月のチャレンジャーで2年ぶりの優勝を果たし、世界ランク186位とトップ200に戻してきた。守屋とともに大会連覇を目指す92年生まれの内山が抜け出ている。上位2人が頭一つ抜け出しているのは、添田豪が第1シード、内山が第2シードだった昨年と似ている。一方で、97年生まれでプロ1年目の高橋悠介、山崎純平、早大1年でインカレ王者となった小林雅哉、さらに98年生まれの綿貫陽という若い世代も台頭してきた。ジュニア世界ランク5位の綿貫陽は今年、ITFフューチャーズで2勝とツアー下部大会でも成績を残している。若手の挑戦もみどころになる。

■女子は、90年生まれの桑田が、95年~96年大会を制した杉山愛以来の大会連覇を狙う。桑田を追うのは94年生まれの加藤。昨年は故障で欠場したが、今季はダブルスでツアー大会優勝、シングルスでも4月に世界ランクを145位まで上げるなど自力をつけている。93年生まれの大前は今季、5年ぶりにITF大会の優勝を果たして、世界ランクを244位と戻してきた。82年生まれのベテラン波形は16回目の出場になる。07年準優勝の波形は昨年もベスト8に進出して健在ぶりを見せている。88年生まれの瀬間は、11年、15年は準優勝、12年、14年はベスト4に進んでいる。ベスト8だった13年も含めこの5年はすべて優勝者に敗れているだけに、全日本のタイトルにかける思いは一番強いかもしれない。

[三菱 全日本テニス選手権91st]
開催日:10月22日(土)~30日(日)、予選:10月20日(木)~22日(土)
会 場:有明コロシアム、有明テニスの森公園
http://alljapantennis.jp/

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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