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【タシケント・オープン】
(9月28日~10月3日、タシケント・ウズベキスタン)

■女子ツアーのタシケント・オープン(ウズベキスタン)シングルス決勝で、20歳の日比野菜緒(フリー)が19歳のドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-2、6-2で破り、ツアー初優勝を飾った。日本女子のツアーシングルス優勝は、昨年2月にリオ・オープンを制した奈良くるみ以来9人目。日比野は、WTAツアー下部の125K大会を除くと、今年9月のジャパン・ウイメンズ・オープン(東京)がツアー本戦初出場、タシケント・オープンが2大会目の本戦出場だった。

■日比野は1回戦で主催者推薦の相手をストレートで破ると、2回戦は相手棄権でベスト8に進出。準々決勝でカテリナ・コズロワ(ウクライナ)に6-3、6-3と快勝すると、準決勝で元世界32位のボヤナ・ヨバノフスキ(セルビア)を6-3、6-4、決勝では元世界62位のベキッチにもストレート勝ちと、1セットも落とすことなく、ツアー初優勝を勝ち取った。

■日比野の話「タシケントには予選から挑戦するつもりで入ったが、運良く本戦に繰り上がって出場できた。1回戦もドローはそれほど厳しくなくて、2回戦は相手が棄権とラッキーが重なった。準々決勝のコズロワ選手との試合はいい内容で手応えがつかめて、準決勝、決勝は自分のやるべきことだけに集中していたら勝ってしまったという感じ。準決勝、決勝は元トップ100の実力のある選手たちで実力があるのは分かっていたので、WTAのタイトルに結構、びっくりしています。実力的には奈良さん、土居さんに劣るところがたくさんあるので、世界ランクで日本女子トップになったのはおまけみたいなもの、優勝のご褒美だと思ってます」

※写真はJapan Women's Open時のもの

(広報委員会)

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