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ナショナルチーム

[更新日:2011/10/1]
強化本部長  坂井 利郎

強化本部の最大目標は、何と言っても昨年立ち上げたG-Projectの推進と達成であります。1920年に日本人最初のメダルを熊谷一彌・柏尾誠一郎選手が獲得して以来、92年ぶりのメダル獲得を目指します。3年目を迎えた味の素NTCでの強化も、ジュニア中心に少しずつ軌道に乗りつつあります。しかしながら、オリンピックでメダルを獲るということは並大抵のことではありません。来年のロンドンオリンピックは、2012年6月11日時のATP・WTAランキングにより選手が決定されます。従って、今年は出場権獲得を目指しランキングを上げる事と、目指す女子ダブルスでの特別な強化策の推進であります。とはいうものの、男子でのメダル獲得も密かに目指しております。強化のポイントは、徹底的に体力強化に努めることによって練習量を増やし集中力を高める、当たり前の練習の積み重ねであります。更にテニスの原点であるコントロール、そして世界への突破口はビッグサーブに対するレシーブ練習にあると考えます。既にG-Project合宿を重ねており、実際に効果が生まれつつあります。

男子で世界ランキング100位以内3人、女子で4人を出来るだけ早期に達成し、グランドスラム大会とツアー大会での上位選手との対戦を通じ地力を上げて行きたいと思います。

各担当ナショナルコーチ・スタッフ全員が一丸となってリオデジャネイロオリンピックでの金メダル奪取の夢実現に向けてスクラムを組みスタートしております。

強化指導指針IIIが発行されました。やはりジュニアからプロまでの更なる充実した一貫指導体制の確立と推進が、中長期にわたり重要であります。ジュニアデビスカップ・ジュニアフェドカップ、ワールドジュニア男女とそれぞれ団体戦を通じた強化を、ジュニア憲章を忘れることなく推進したいと思います。やはり強いだけでなく、マナーを含めたフェアな選手を求めたいと思います。その他、新設の技術・サイエンス・タレント発掘委員会がスタート致します。

当本部は、クラブJTA委員会、ワンコイン制度推進委員会の集めた資金等 を財源として活動しております。より一層のサポートをお願いするとともに最大 限の効果を生めるよう大切に使わせて頂きます。

ナショナルチームGM  村上 武資

ナショナルチーム強化活動について

・味の素NTCにおいての強化活動の充実
・G-Project (移動型NTCの実現)
・スポーツマンシップの醸成

ナショナルチームは以上の3つを重点に置いて強化体制を構築し、各カテゴリーでの目標を明確にして成果を上げていきたいと考えています。


味の素NTCにおいての強化活動の充実

ナショナルチームの目標は、オリンピック、デビスカップ、フェドカップ、ジュニアの各世代のチーム戦で常に「TEAM JAPAN」として戦い世界を舞台に活躍する事です。

来年に迫るロンドンオリンピックではメダルを目指し、デビスカップ、フェドカップではワールドグループに返り咲く事を念頭に置いて強化を進めて行きたいと考えています。

その為には、日本の強化の中心である味の素NTCでの日々の練習とトレーニングが大変重要になってくるのは言うまでもありません。限られたコート面数の中で如何に成果を上げるかは、選手はもちろん我々指導者の姿勢も問われると思います。世界各国を遠征、視察をする中で日本選手を今後どう育成していくかを絞り込み、見極めて、ビジョンを持ちながら強化の現場を充実させて行きます。

また味の素NTCの最大の利点でもある他競技との連携も図りながら情報を共有して、取り入れるものは積極的にトライして味の素NTCでの強化活動を充実させていきたいと考えています。

24年度からは、より強化を充実させる為にトレーニングコーチとの契約も考えていきたいと思います。


G-Project (移動型NTCの実現)

昨年7月に発足したG-Projectがもう直ぐ1年を迎えます。

この1年で森田あゆみ、土居美咲、奈良くるみを中心に2016年のリオ五輪を目指して強化を進めて来ました。中でも土居美咲の昨年の成長は目覚しく、WTAランキングにおいても130位以内に位置し、当初の目標であった150位をクリアし、全仏オープンでも本戦で戦う事が出来ました。

またジュニア世代でも、今年の全豪ジュニアのダブルスで決勝に進むなどG-Projectとしての取り組みの成果が徐々に表われてきました。今後この成果をより挙げて行く為には、現在味の素NTCで行っている体制を、国内外を問わず「移動型NTC」としてより強固な形にしていくしかないと考えています。もちろん資金も大変ですが、皆様のご理解、ご協力を頂きながらこの体制を実現して2016年の金メダルを目指して行きたいと強く思っています。


スポーツマンシップの醸成

これは、前ゼネラルマネージャーの竹内映二デビスカップ監督からの継続です。

先日JTAのS級エリートコーチレベルアップ研修会で講義をして頂いた広瀬一郎氏の著書にもありますが、スポーツは、相手、審判、ルールを尊重し、お互いを認めることで成り立つのです。我々コーチは、ただスキル・戦術を教えるだけでなくスポーツマンシップの指導者でもあります。また我々は、諸先輩が作り上げてきた誇るべきテニスの伝統や歴史を今の若い選手、ジュニア達に継承していく義務もあると考えています。

スポーツを通して「人間力の向上」、人間として総合的な力を身につける事の大切さも色々な視点から追求していきたいと思います。

最後になりますが、ナショナルチームをサポートして下さる皆様への感謝の気持ちを忘れずにゼネラルマネージャーとしてリーダーシップを発揮し、現場でもナショナルチームを引っ張って行ける様に精進していきたいと思います。

今後とも皆様方のご理解、ご協力を宜しくお願い致します。

ナショナルメンバー 男子
男子Aチーム
錦織 圭(ソニー)
添田 豪(空旅ドットコム)
伊藤 竜馬(北日本物産)
杉田 祐一(三菱電機)
男子Bチーム
守屋 宏紀(北日本物産)
内山 靖崇(北日本物産)
三橋 淳(北日本物産)
ナショナルメンバー 女子
女子Aチーム
森田 あゆみ(キヤノン)
クルム伊達 公子(エステティックTBC)
波形 純理(北日本物産)
土居 美咲(ミキハウス)
奈良 くるみ(大阪産業大学)
藤原 里華(北日本物産)
中村 藍子(ニッケ)
女子Bチーム
石津 幸恵(筑波大学)
青山 修子(近藤乳業)
高畑 寿弥(相愛大学)
大前 綾希子(MTSテニスアリーナ三鷹)
牟田口 恵美(JITC)
第26回ユニバーシアード競技大会(2011/深セン) 代表選手
男子
伊藤 潤(早稲田大学)
遠藤 豪(早稲田大学)
片山 翔(早稲田大学)
仁木 拓人(プロ/フリー)
女子
青山 修子(プロ/近藤乳業)
石津 幸恵(プロ/筑波大学)
桑田 寛子(早稲田大学)
高畑 寿弥(相愛大学)
2011年度 ジュニアナショナル選手 男子
U-18
敢えて選ばず
U-17
内田 海智(大阪産業大学附属高校)
河内 一真(相生学院高校)
U-16
斉藤 貴史(相生学院高校)
西岡 良仁(ニックインドアTCO)
沼尻 啓介(NJTC)
U-15
大西 賢(Noah I.S.姫路)
中川 直樹(ドリームTS)
U-14
高橋 悠介(荏原SSC)
山﨑 純平(むさしの村ローンTC)
U-13
敢えて選ばず
2011年度 ジュニアナショナル選手 女子
U-18
敢えて選ばず
U-17
尾﨑 里紗(ロイヤルヒル'81TC)
加藤 未唯(パブリックテニス宝ヶ池)
二宮 真琴(ロイヤルヒル'81TC)
穂積 絵莉(パームインターナショナルTA)
U-16
奥野 彩加(TG高槻)
小和瀬 望帆(TTC)
U-15
足立 真美(花咲徳栄高校)
U-14
敢えて選ばず
U-13
敢えて選ばず