The 98th All Japan Tennis Championships

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三菱電機ビルソリューションズ
全日本テニス選手権98th

  2023年10月28日(土)~11月5日(日)(予選:10月25日(水)~)

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大会最終日(10/29)の見どころ

大会最終日(10/29)の見どころ

■男子シングルス決勝は第2シードの20歳、高橋悠介(三菱電機)と第5シードの26歳、江原弘泰(日清紡ホールディングス)が顔を合わせる。先の楽天ジャパンオープンで初のツアー本戦出場を果たすなど、成長著しい高橋が勝てば、初優勝。シングルスで2008年から10年連続出場と全日本を知り尽くす江原は、3年ぶりの優勝を狙う。

■高橋は準決勝までの4試合で1セットも落としていない。昨年のベスト8を上回り、若手とは言え、堂々とした戦いぶりだ。世界ランキングのポイントを得る大会ではなく、全日本に出ているのは、「ここは一つ取りたいタイトル。勝ちきることは、自分のレベルアップにもつながる」との考えから。自分に敢えてプレッシャーをかけ、それを克服できるのかという一戦になる。

■江原は3回戦で1セットを落としたが、準々決勝では第一シードの伊藤竜馬(北日本物産)を破るなど、プレーは充実している。長年のライバル、関口周一(Team REC)との準決勝も後半はネットプレーを交えて一気に押し切った。「優勝したい気持ちはあるが、まずは楽しんで自分のプレーをするというのを第一に」や「ランキングでは高橋君が上なので」と言い、口ぶりにプレッシャーは感じさせなかった。

■他の大会を含めても、2人は初対戦で序盤は探り合いになるだろう。高橋はサーブとフォアハンドを軸とした速いテンポのテニスが持ち味。一方の江原はフットワークを生かした粘り強いテニスが身上で、スライスなどを交えて、高橋のテンポを崩してくるはず。高橋は「ロングラリーでタフな試合になる」と警戒。江原は「(高橋は)日本のテニス界で一番波に乗っている選手。最初から勢いをつけさせないようにしたい」と話している。対照的なプレースタイルで、見どころの多い試合になるだろう。

■男子ダブルス決勝は第3シードの守谷総一郎(あきやま病院)竹内研人(北日本物産)組と第4シードの江原弘泰(日清紡ホールディングス)片山翔(伊予銀行)組が対戦する。女子ダブルス決勝では第5シードの梶谷桜舞、西本恵(ともに島津製作所)組とノーシードの森崎可南子、米原実令(ともに筑波大学)組が、顔を合わせる。

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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