The 98th All Japan Tennis Championships

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全日本テニス選手権98th

  2023年10月28日(土)~11月5日(日)(予選:10月25日(水)~)

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【2017/10/27】第6シードの秋田史帆が初の決勝進出を果たす

【2017/10/27】第6シードの秋田史帆が初の決勝進出を果たす

[女子シングルス準決勝]
○秋田史帆(北島水産)[6] 6-4,6-0 ●加治遥(島津製作所)[8]

■秋田はパワーとフットワークを生かして押しまくり、加治も積極的に展開していく--それぞれが持ち味を出せばそんな攻防が続くと思われたが、序盤からやや想定外のゲーム内容になった。加治は自分からコースを変えて展開したが、ウイニングショットが安定せず、なんとかサービスゲームをキープしている状態だった。一方の秋田は、加治にある程度自由にやらせておいて、それに対応、機を見てカウンターというプレーを見せた。左太ももを痛めてフットワークも万全ではなかったが、もう一つ、理由があった。

■準決勝に向けて秋田は「やるべきことをやり続けたい」と話していた。持ち味はパワーテニスだが、最近はむしろ「パワーに固執しない」ことをテーマにしているという。「相手もいるスポーツで、相手がミスしてくれるのもテニスの一部。もうちょっと頭を使ったほうがいいかな」。昨年くらいに、そんな心境にたどり着いたという。土台は以前と同じパワーテニスだが、考え方を柔軟にするよう心がけている。「そういうふうに考えるようになってから自分のテニスができている」と秋田。

■この準決勝は、まさに「やるべきこと」を実践した2セットだった。加治の仕掛けにスライスをまじえて冷静に対応し、ミスを誘った。準決勝の舞台に相手が緊張しているのも感じたが、「他人事」と片づけ、自分のやるべきことに徹した。押し気味に進めた第1セットは4-4でブレークに成功、6-4で奪った。第2セットはそれまで以上に柔軟さが冴えた。丁寧な返球とカウンターで重圧をかけ続けた。10年近いツアー経験、そして過去10回の全日本出場経験を生かした快勝だった。

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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