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［女子シングルス３回戦］
○清水綾乃（Club MASA)　6-1,6-4　●藤原里華（北日本物産）

■第１セットは１－１から５ゲーム連取で清水が奪ったが、第２セット最初のサービスゲームでブレークバックを許し、リズムがおかしくなった。試合を通じて初めてのサービスダウンを振り返り、清水は「ゲームポイントを取りきれなくて競ってしまい、緊張してミスが増えた」。それでも19歳は大崩れしなかった。このセットは終盤までもつれたが、４－４からブレークに成功、次のサービスゲームで４度目のマッチポイントをものにして、初の８強入りを決めた。

■「第２セットは難しかったが、その中で集中力を切らさず、４－４でブレークできてよかった」と言うように、終始、落ち着いて試合を進めた。藤原は高いロブやスライスで極端にペースを落とすなど揺さぶってきたが、「自分は攻撃的なプレーヤーで、相手がロブを上げてミスを待つようなプレーをすることが多いので慣れていた」と意に介さなかった。

■自分本来のプレーができているのは「全日本や第４シードを意識しないようにしている」ことが大きい。まだ２度目の出場だが、前回の反省を生かし、無心で目の前の相手にだけ集中している。

（広報委員会）

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから！
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