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三菱 全日本テニス選手権92nd

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【2016/10/30】18歳の綿貫陽介が昨年覇者の内山靖崇を破って初優勝

【2016/10/30】18歳の綿貫陽介が昨年覇者の内山靖崇を破って初優勝

[男子シングルス決勝]
〇綿貫陽介(グローバルプロテニスアカデミー) 6-2,6-4 ●内山靖崇(北日本物産)

■18歳が堂々たる歩みで頂点に立った。第1シードの守屋、第5シードの竹内、そして決勝では第2シードの前年優勝者に快勝。しかも5試合で一度もセットを落とさなかった。「本当にうれしいという感情しか出てこない」。内山の返球がアウトになるのを見届けると涙を流して、長兄の裕介とのペアでつかんだ昨年の男子ダブルスとはまた別の気持ちを味わった。

■初対戦で、立ち上がりから主導権を握った。綿貫は慎重にラリーを続けようとしてきた内山に、プレッシャーがかかっているのを感じ取っていたという。得意のフォアハンドのクロスを中心に攻めて、第1ゲームをブレークした。第5ゲームは、フォアハンドの逆クロスを自信たっぷりに次々と打ち込んでブレークし、危なげなくセットを先取した。第2セットも最初のゲームでブレークに成功。攻略の糸口が見えず、焦りの色が濃くなっていく内山を前に、危ない場面は優勝まであと1ゲームとなった後だった。「朝からすべてがうまくいっていて、勝てる自信はあった。5-4となった時に、周りの雰囲気もあって、初めて意識してしまった」。3度のブレークポイントをしのいで、勝負を決めた。

■この試合で第1サーブが入った時のポイント獲得率は83%。サーブとフォアハンドが武器だが、敗れた内山は「相手がやりにくいテニスをしてくるなという印象」と評した。リターンは球威を少し落としても、足元へ深く返す。ラリーで左右に振られても、日本選手としては長めのリーチを生かして拾い、打つリズムや球の回転に変化をつけて相手のタイミングを外す。「人と一緒は好きじゃない。こいつだったら何かしてくれそうだなと、見に行きたいなという選手になりたい」。その片鱗を見せた。

■十代での全日本王者にも浮かれず、優勝スピーチで「これに満足せず、上のステージを目指していきたい」と言った。世界ランキングは675位。先月はデ杯代表と一緒に練習する時間もあり、「錦織さんとか上には上がいるんで、まだまだな気もします」というのは実感だろう。2020年東京オリンピックの舞台に立ちたいという思いも胸に、本格的に世界に挑んでいく。

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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