The 98th All Japan Tennis Championships

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全日本テニス選手権98th

  2023年10月28日(土)~11月5日(日)(予選:10月25日(水)~)

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【2016/10/28】大会第8日のみどころ

【2016/10/28】大会第8日のみどころ

■女子シングルス決勝は、92年5月生まれの今西美晴(島津製作所)と93年1月生まれの大前綾希子(島津製作所)という同学年の2人の対決になった。京都生まれで所属も同じ、さらに昨年は足との手の違いはあるが骨折という大けがを経験と、共通項が多い。ただ、全日本の決勝は今西が3年ぶり2度目と初めて決勝に臨む大前に対して一日の長がある。

■前日の準決勝では、今西が第1シードの桑田寛子(島津製作所)を破れば、大前は第2シードの加藤未唯(佐川印刷)に競り勝っていて、ともに調子は上がっている。フットワークを生かした速い展開を得意とする今西に対して、大前は力強いショットを武器にするスタイルで、大前のパワーショットが今西の守備を崩せるかがポイントになりそうだ。7歳の時に京都の市民大会で初めて試合をしたという2人は、公式記録が残る対戦では4勝3敗で大前が勝ち越しているが、最後の対戦となった13年には今西が2連勝している。

■男子シングルス準決勝では、連覇を目指す内山靖崇(北日本物産)が関口周一(Team REC)と対戦する。92年生まれの内山と91年生まれの関口は年齢も近く、練習も重ねているので互いのプレーは知り尽くしている。全日本ジュニアの対戦も含めると9勝3敗で内山が大きく勝ち越し、最近は6連勝と圧倒している。サーブ力では内山が勝っているが、今大会の関口は安定したストロークに積極的にネットプレーを取り入れて、プレーの幅を広げている。18歳の綿貫陽介(グローバルプロテニスアカデミー)は調子が上がらず「もやもやするところがある」という中でプレーしているが、それでも危なげなく4強に上がってきた。28歳の小ノ澤新(イカイ)は9度目の出場で初めてのベスト4進出。第15シードとランキングでは第14シードの綿貫が格上になるが、小ノ澤はサウスポーから繰り出す巧打で若い綿貫のプレーを崩していきたい。

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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