副会長 田中 耕二
日本テニス協会が創立されて、やがて90年になろうとしています。テニス人口は現在実動プレーヤー300万人以上、潜在的な愛好者の数は800万人~900万人とも言われているメジャーなスポーツに育っています。ここまで大きく育ったのは、長い年月各地域・都道府県で地道な普及活動と底辺拡大、そして選手強化等に永年活動を続けてこられた先輩各位のひたむきな努力の賜物であると思います。
ご承知のように各スポーツ共現在プロ化が進み、大変革が起こっています。各団体共変革の速さに戸惑いながら、遅れないよう対応に大童な状況が続いています。我々テニス界もご多分に漏れず同じような状況に直面し、日々対応に追われています。
本部組織が大きくなると、それに比例して下部組織の地域協会・都道府県協会も、出来る限りの組織拡充を図っていかなければなりません。日本テニス界の生い立ちを振り返ってみますと、大正11年日本庭球協会という名の元に設立されて以来、国内のテニス人口の多い地域から順次県協会が設立され、やがてその県協会を纏める地域協会が設立されてきました。日本協会は連絡事項が発生すると、地域協会を通じて都道府県協会に伝達を依頼してまいりました。
しかしこれからの時代、複雑で多角化する事務を円滑に処理するには、現在の都道府県協会の事務局の強化が必要になってくるでしょう。勿論すでに十分な組織を持って居られる所もありますが、今後のテニス界の発展の為には、強力な下部組織を作っていかなければならないでしょう。伝達事項の速やかな処理、その為には事務局の整備、都道府県協会の役員の増員、又ボランティアで支援して頂く愛好家の確保等問題が山積みしています。今後日本協会、地域協会、都道府県協会が緊密な連携を取り、新しい時代の組織作りに力を注ぎながら、テニス界のより一層の発展の為に力を注いでいこうではありませんか。